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チモシーグラス

Author:チモシーグラス
がんを経験してみて、改めて生きるすばらしさに目覚めました。

大好きな馬のこと、愛猫のこと、草花のこと、健気に生きるさまざまな命の輝きを、四季折々に綴ります。


なお、当ブログ『チモシーファーム』の画像と文章の無断転用を、固く禁じます。


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春一番

昨日、馬友達の愛猫が亡くなった。
どうしても休めない仕事があって危篤の猫を家に残し、やっと帰り着いたときには
こと切れていたという。

二年前の2月15日、同じように亡くなった愛猫くりのことがだぶる。
あの日、私もどうしても出かけなければならない用時があってやはり危篤だったくりを
置いて家を出た。
やっとの思いで帰ってきたときにはすでに息はなかったが、まだ体に温もりが残っていた。

お悔やみ状を書いてポストに出しに行こうと外にでたら、紅梅、白梅、木瓜、水仙、パンジー、
桜草、と春の花たちが精一杯に咲いている。
春は始まったばかりなのに・・・不意にこみあげるものがある。
春の別れは、ことさらに辛い。

くりにお線香をあげるときに、もう1本たてた。
天国で、仲良く遊んでくれるといいな。

夜、春一番が窓ガラスを揺らす。

秋刀魚

勤め帰りにスーパーに寄って夕飯の買い物。
とにかく、すぐ食べれるもの!を物色して!?回る。
が、今夜はすぐに決まり!

銀色のシャープな形が目に飛び込んできた。
刺身もOKの新鮮な秋刀魚。岩手産というのも気に入った。
岩手、まだ一度も訪ねたことはないけれど、憧れの地のひとつに違いない。

以前、秋刀魚といえば焼きやすいように頭と尻尾が切られて、
ワタも抜かれたものを求めていた。
が、つい最近、丸ごと一匹焼くことで旨みが全体に回ることを知り、
それからは丸ごとで。
今夜もおいしそうな焼き音と共に焼きあがった秋刀魚を、やはり秋限定の
ビールで味わう。

もちろん、さくらにも秋刀魚をおすそ分け。
何にもしなくても岩手の秋刀魚が食べれるなんて、なんて幸せな猫だ!

岩手にも、たくさんの馬たちがいる。
いつか遠くない先に訪ねてみたい。


水茄子

大阪の馬友達から、水茄子の漬物が届いた。
水茄子は特定の地域、泉州地方でしかできない特産品と聞いてはいたが、
口に含むとその瑞々しさとほろほろと溶けるような柔らかさにびっくり。
こんなおいしいナスの漬物は食べたことがない!

感激して、早速友達にお礼の電話。
そこで知ったのは、思いもかけないファンだった愛馬との別れ。
やむをえない事情があって牧場を出されたという。
慰める言葉もない。

その馬の持ち主でもない限り、馬の動向に口をはさむ余地はない。
お互い、そのことを分かっているだけに現実を受け入れるしかない。
でも、その馬と出会えてたくさんの思い出をもらって、その馬の血を受け継いだ
子どもたちもいて、そのことだけでも感謝したい、と友達は言う。

競走馬と出会い、追いかけていく先に必ずというくらいにつきあたる現実。
辛くても悲しくても乗り越えなくては、競走馬と付き合えない。
とは分かっていても、やっぱり辛いだろうな。
同じ思いを何度も味わってきたから、とてもよく分かる。
いまだに、牧場を去った馬の年齢を数えている私・・・。

漬け水に浮かんだ水茄子が、ちょっぴり涙の味がした。

忘れないでいてあげること、それがなによりの供養だよ、きっと・・・。

のら犬

明日のイベントに備えて両手いっぱいに買い物袋を提げて、スーパーを出た途端、
1頭ののら犬と出くわした。
やせこけた体、哀しげな目、それでもその犬は私に一瞥をくれて気丈にもスタスタと
前を通り過ぎていった。

もし手が空いていたら、すぐそばの警察署まで連れていけた。
そうすれば、数日間だけは安眠できる場所とドッグフードと新鮮な水にありつけた。
でも、もしかしたら、懐かしい我が家を目指して進んでいる途中かもしれない。
警察に預けるということは、引き取り手がなければ確実に何日目かには・・・。
手が空いていなくてよかったのかもしれない。

でも、せめて少しのえさと水くらいは与えたかった。
職場に戻ってもあの哀しげな目が忘れられず、うつむいて黙々と目の前の仕事に
手を動かしていた。

以前と比べたら随分減ったとはいえ、街を徘徊するのら犬を見るのは辛い。
その犬に何の負い目も引け目もないのに、見るたびいつも心の中で謝ってしまう。
ごめんね、何もしてあげられなくて、と。
自分のせいでもないのに、いつもなぜか自分の無力を責めてしまう。

ずっと前、のら犬ならぬのら馬がいると競馬の雑誌か何かで知った。
北海道の馬産地で処分に困った馬が野原に捨てられ、その馬が保護されたのだという。
その後その馬がどうなったかは分からないが、なんとか活路を見出してくれればと
祈るのみ。

今日出会ったのらわんこも、どうか生き延びてくれますように。
祈るしかできないが、ひたすら祈るばかり。

ベニーちゃん

ichikawa_dousyokubutuen0808.jpg
(市川市動植物園の入り口で見つけた小馬と子どもの像・・・『ポニーといるリトル・ジョー』
<中野滋氏作品>、2008年8月17日、千葉・市川にて)

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(ミニチュアホースもいた。名前はベニーちゃん。3歳の女の子)

ichikawa080817-3.jpg
(とても懐こい。名栗の馬たちを思い出す)

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(動物園に続く自然観察路には、ミソハギが満開)


昨夜のものすごい雷雨も収まり、今朝はひんやりと涼しい。
たっぷりと水を含んだ草木が瑞々しく輝いている。
お盆の間、ひたすらこもっていた反動もあり、今日は久々に外の風に吹かれてみたくなった。
というか、そうしないと明日からの勤めに心身がついていかないと困るので・・・。

どこへ行こう・・・そうだ、前から行ってみたかった、市川市動植物園でスケッチはどうかしら。
市川はお隣の市、近すぎていまだに行っていないことに気がついた。
動物園には馬もいるらしいから、花がなかったら馬に会うだけでもいい。

小雨混じりの中、北総線大町駅からてくてく梨園の続く道をたどって、園の入り口へ
たどり着く。
うっそうとした自然観察路が続く道をゆくと、やがてバラ園が見えてきた。
昨夜の雷雨のためか、無残にも殆どの花はうちしおれていたが、根気良く探すと
一輪、きれいな黄色の花びらを巻いているバラを発見。
なんとか描きとめて、もう1枚と思ったが雨が次第に本降りになってきたので切り上げて
動物園へ。

入り口で、かわいい小馬と子どもの像がお出迎え。
動物園に鞍をつけたポニーの像があるなんて、なんだかうれしくなる。
街のあちこちで、こんな風に子どもが馬に乗れたらどんなに楽しいだろう。

期待通り、園内にも数頭のポニーとミニチュアホースがいた。
自然と真っ先にミニチュアホースに吸い寄せられる。
栗毛のその馬は、入り口でもらった「どうしょくぶつえんニュース」によれば、
名前はベニーちゃん、2005年5月3日生まれの牝で、昨年7月31日に園にやってきた
という。
近づくと、静かに寄ってきてくれて柵越しに鼻を伸ばす。
懐かしい名栗のミニっこたちが重なる。
一頭だけでいるので寂しいのか、人が来るとうれしそう。
柵の前にかがみこんでしばらく遊んでいたが、小さい子たちのじゃまになっても
いけないので腰をあげる。

こんな近くにミニチュアホースがいたなんて知らなかった。
もっと早く行ってみればよかったな。
でも、これからはしょっちゅう会いにいける。
そう思ったら、無性にうれしくなった。
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