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チモシーグラス

Author:チモシーグラス
がんを経験してみて、改めて生きるすばらしさに目覚めました。

大好きな馬のこと、愛猫のこと、草花のこと、健気に生きるさまざまな命の輝きを、四季折々に綴ります。


なお、当ブログ『チモシーファーム』の画像と文章の無断転用を、固く禁じます。


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ウィナーズサークル

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(ひっそりと、山紫陽花・・・2010年5月27日、千葉・鎌ケ谷にて)




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(ダービー史上初、芦毛のダービー馬ウィナーズサークル
第56回<1989年>優勝。1986年4月10日、茨城生まれ。
父シーホーク、母クリノアイバー・・・2008年7月3日、茨城・岩間にて)




ウィナーズサークル

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<ウイナーズサークル放牧地のすてきな‘表札’・・・2008年7月3日、茨城・岩間にて>

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<お久しぶり!ますます美しくなったね>

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<茨城県産初のダービー馬、そして故郷へ戻れた幸せなダービー馬>

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<いつまでも元気で!ウイナーズサークル>

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<いまや東大生のアイドル!?ヒシアケボノ>

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<名スプリンターは体は大きくても気は優しい>

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<ここには繁殖牝馬と仔馬たちもいた。豊かな緑と母子馬の姿に、
一瞬、日高にワープしたような錯覚>

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<2頭はとってもなかよし>

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<りっぱな競走馬になれますように!>

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<夢半ばで散った先輩、マキノプリテンダーを越える活躍を祈っています>

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<赤ん坊のような泣き声につられて、ついつい、山羊舎へも足が向いてしまう。
真っ白な仔山羊(シバヤギという種類)たちが山羊舎からつながるパドックへ
自由に出たり入ったり。思い思いに日向ぼっこしたり、おやつを食べたり。
まるで山羊の保育園みたいで、かわいくて楽しくて見飽きない>

todai_koyagi080703-2.jpg
<赤いリボンみたいにかわいい識別票。馬もいいけど、山羊もいい!?>


梅雨の合間をかいくぐるようにして今日、茨城の東京大学付属牧場で繋養されている
ウィナーズサークルとヒシアケボノを訪ねた。

最寄駅の常磐線岩間駅に初めて下車。
いつものことだけど初めての場所へ行くときは、ドキドキ、ワクワクする。
私の場合、馬たちが見知らぬ土地へ誘ってくれる。
初めて北海道へ旅したときも、馬に会いたい一心からだった。
また一箇所、ウィナーズたちのおかげで新たな土地との出会い。

駅前の観光看板を見ると、どうやらこのあたりはハイキングコースになっているらしい。
リュックを背負っている私も、外見はハイキングに来たように見えるかな!?
タクシーに乗って行き先を告げると、「東大の牧場は、子どもの頃の遠足先だったよ」と
運転手さんの声が懐かしげ。
「もう、60年以上も前かなぁ」。えーっ、ということはそんなに前からあるんだ。

当時は、車が通れないほど道も細くて迂回していったという。
今はりっぱな道路ができ、牧場の先には大きな工業団地もできたそうだ。
「随分変わったよなぁ」、しみじみと話してくれた。

10分ほども走ると正面に深い緑の杜が現れて、そこが牧場だった。
正式名称は、東京大学農学生命科学研究科高等動物教育研究センター
事務室で見学の手続きを済ませ、早速2頭の放牧地へ。
大木が青々と葉を茂らせる広大な敷地に、ゆったりとしてパドックが並び、
手前に黒い馬、奥に白い馬の姿が見えた。

黒い馬はもちろんヒシアケボノ。
パドックには名スプリンターにふさわしく、りっぱな看板が立っている。
隣接した実験棟に集まった学生たちが、アケボノとなにやらおしゃべり。
大学の施設ならではの光景だ。

ウィナーズサークルのパドックに近づくと、奥にいた美しい芦毛が駆け寄ってきた。
今年22歳になるはずなのに、なんて美しく若々しいんだろう。
古典名画に描かれた名馬のような気品と風格を漂わせている。

1989年のダービー馬、ウィナーズサークル。
一瞬にして、20年近く前に思いが飛んでいく。
ダービーを前に、週刊『競馬ブック』に載っているウィナーズサークルの戦歴を
並べてじっと見ていくうちに、今年のダービー馬はこの馬!と感じたあの当時の
思いが鮮やかに蘇る。

雨上がりの府中のターフを、見事に先頭で駆け抜けたウィナーズサークル。
初の芦毛のダービー馬、初の茨城県産馬と初物尽くしだったことも懐かしい。
種牡馬としては大成できなかったが、こうして故郷で余生を送ることができたのだから
なんと幸せなダービー馬だろう。

牧場にいる間、2頭のパドックを行ったり来たり。
名馬たちをこころゆくまでゆっくり鑑賞できる、なんてぜいたくな時間!
梢をわたる風、小鳥たちのさえずりをBGMに、草をはむウィナーズ。
アケボノは、ときおり実習中の実験棟を覗き込むように近づいたりして遊んでいる。
そんな2頭を見ているだけで、こっちまで幸せな気持ちが満ちあふれてくる。
帰りがけ、またヒシアケボノのそばに学生さんたちの姿。
実習が終ったようで、アケボノを見る表情が和んでいる。

来てよかった・・・。そして、また・・・今度は桜の季節に訪ねたい。


●見学についてのお願い●
牧場見学の際は、必ず競走馬のふるさと案内所へお問い合わせください。
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