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チモシーグラス

Author:チモシーグラス
がんを経験してみて、改めて生きるすばらしさに目覚めました。

大好きな馬のこと、愛猫のこと、草花のこと、健気に生きるさまざまな命の輝きを、四季折々に綴ります。


なお、当ブログ『チモシーファーム』の画像と文章の無断転用を、固く禁じます。


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木曽馬の里

kisouma120712-1.jpg
(外は大雨。仔馬は外へ出たくてうずうず。
かあさん、おんもへ行きたいよう!・・・2012年7月12日、
長野・開田高原『木曽馬の里』にて)







『美しい村~開田高原~』

クリヨンの喪失感に沈んでいたところへ一通のメール。
馬友達からだった。
 今夜7時から、BS-iで『美しい村~開田高原~』が放映されます。

懐かしい開田の光景がぱぁっとまぶたに浮かぶ。
職場から一直線で帰り、夕食の支度もきっちり終らせ7時ちょっと前には
テレビの前にスタンバイ。

番組はNPO法人『日本で最も美しい村連合』に加盟した村を順次紹介していて、
開田高原の美しい四季が次々に画面いっぱいに広がり、木曾馬たちの姿もしっかり。
まだまだ知らない開田の魅力が紹介された。
とてもすてきな番組だったが、できるならもっとたくさん馬を映してほしかった、
というのは欲張り?!

馬が連れて行ってくれた初めての地、開田村(現在は木曽町開田)。
これから、どれだけ訪ねることになるのか分からないけれど、
魅力の尽きない土地だ。

馬の悲しみは馬が癒してくれる・・・美しい開田の風景とかわいい木曾馬たちに感謝。
そして、なによりメールをくれた友達に、心から感謝したい。

木曾檜(ひのき)

kisohinoki_syuki-081107-1.jpg
(木曾檜のとっくりとおちょこ。敷物は八戸の裂き織り
・・・2008年11月25日、千葉・鎌ケ谷にて)


地元のおみやげ品を買うことも、旅の大きな楽しみ。

木曾の旅でもいろいろと楽しいおみやげを買って帰ったが、
木曾馬の里」で見つけた木曽檜(ひのき)のとっくりとおちょこ、それと箸が
思っていた以上に優れものだった。

木曾特産の檜でつくったとっくりとおちょこは、木肌が美しくしかも軽くて扱いやすい。
なにより、とっくりに入れたお酒をおちょこに注いだだけで、檜の薫りが
広がってとてもいい気分になる。
安いお酒でも、これで飲めば大吟醸!?

箸は割り箸の代わりにと軽い気持ちで買ったが、これまた重宝している。
そばやうどんの麺類はもちろん、なべをつつくのにもぴったり!
しかも割り箸と違って使い捨てにしないので、ちょっとしたエコにも。
箸をよく見ると、持つところが四角で箸先は丸くなっていて扱いやすい。

箸は売り場には2本セットと5本セットがあって、どちらにしようか迷った末
少ないのにしたが、多い方にすればよかったと後悔。
あ、また木曾馬に会いに行けばよいのだぁ!?

どちらも値段は忘れたが、高いものではなかったはず。
お箸を使いおちょこでお酒を飲むたびに、秋空の下に立つ雄大な御嶽山の姿と
紅葉した雑木林とそして木曾馬たちのつぶらな瞳が蘇ってくる。

木曾はもう雪だろうか。みんな、風邪ひかないでね。

『木曾馬とともに』

木曾の旅で買い求めた『木曾馬とともに』(伊藤正起著、開田村木曾馬保存会発行、
定価1,000円)を読み終えた。

著者の伊藤正起氏は木曾馬保存会会長であり、獣医師、元開田村長、元日本馬事協会
理事などを歴任され、長年にわたり馬と密接に関わってこられた。
その豊富な経験と知識を元に、木曾馬の由来から現在までの歴史、馬の特色や飼い方、
木曾の人たちとのかかわりなどが実に克明に著されている。

とりわけ、ご自身の体験に基づいた臨場感あふれる悲喜こもごものエピソードには
胸を打たれた。
特に戦時中、木曾馬がたどった悲しい運命には改めて戦争の酷さを知った。

‘木曾馬は多くの馬種の中で、いじらしい程温順で愛情豊かな恩義を忘れない馬である’
という愛にあふれた言葉で始まり、
‘1,000年余りを木曾の人々に奉仕し、ともに生きてきた木曾馬が幻の家畜と
なるようなことがあれば、悔いを千載に残すであろう’と結んだ伊藤氏の言葉が心に
深く染み入る。

それと共に、こうしてものいわぬ馬に代わって木曾馬のことを伝えてくださった伊藤氏に
感謝したい。
この本を読んでみて、「木曾馬の里」で会った馬たちの歴史と背景がよく分かり、
それだけに理解が深まり愛着も増した。
そして改めて貴重な木曾馬という馬種を絶滅させてはならない、と強く感じている。

木曾の名残り

kiso_warauma081109-3.jpg
(開田高原「木曽馬の里」で見つけた木曾の藁馬。
絣に赤い帯をきゅっと締めた姿が温かい・・・2008年11月9日、千葉・鎌ケ谷にて)

kiso_warauma081109-2.jpg
(大中小とサイズが色々あって迷ったが、中と小を求めた。
並べてみると、親子にも、夫婦にもみえてくる)

kiso_warauma081109-1.jpg
(笑っているような顔のつくりが、なんとも愛らしく癒される)

昨夜、木曾から帰ってきた。
今朝はどんよりとして、今にも雪が降ってきてもおかしくないような寒空。
木曾もさぞ寒いことだろう。

てぬぐいに包み、リュックのポケットに大切に入れてきたふたつの藁馬を、
そっと机の上に飾ってみる。
笑っているような顔を見ていると、ほんわかと癒されてくるようだ。

現像に出そうとフィルムを袋から出したら、黄ばんだ松葉のようなものが
ケースにちらほらついている。
木曽馬たちの背に降り注いでいた唐松の紅葉だった。
とたんに、唐松の香りに包まれていた牧場が蘇ってくる。

夜は、木曽馬の里で買った檜のとっくりとおちょこに、木曾の銘酒『七笑』(ななわらい)を
注いで、「すんき漬け」を肴に木曾の旅を懐かしむ。
たった三日の旅だったけれど、思いきって行ってみてよかった。
活字やネットだけでは分からない、木曾の空気を体中で感じることができた。
木曽馬たちと触れ合えて、ますます愛おしさが募った。

雪の木曾もよさそうだ。
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