
(研修生たちの先生役をりっぱに務めていたケンザン
・・・2002年9月14日、静岡・つま恋乗馬倶楽部にて)

秋晴れの爽やかな日が続く週末の夕方、
チームケンザン友の会から
『ケンザン通信〜早来の風〜』秋号が届いた。
わくわくして、封を切る。
表紙は美しい緑を背景に、優しく差し出されたニンジンに口を寄せるケンザンの横顔。
20歳を越えたとは思えない若々しい風貌、穏やかな目に現在の幸せな様子が
一目瞭然。
いつものように隅から隅まで愛情のこもった紙面づくりに、じんわりと
温かな気持ちがこみあげてくる。
とりわけ楽しみに拝読しているケンザンの故郷Y牧場さんからのお便りの中で、
見学者の来訪が増えており、中でもケンザンが活躍していた頃は子供だったと思える
若い年齢層が多くなっている、という旨のお話が印象的だった。
リアルタイムで出会えなかった馬も、こうして見守り伝え続ける人たちがいるかぎり、
新しいファンをも増やすことができる!
なんてすてきなことだろう。
それに気づかせてくれた牧場さんのお話だった。
帰郷を待ち望んだ牧場へファンの手で帰ることのできたケンザンは、幸せをつかんだ
引退馬のお手本だ。
通信を手にすると改めて、ケンザンのような引退馬が一頭でも多くなることを願わずには
いられない。
そして、そのためにささやかでも私も自分にできることを続けていこうと気持ちを新たにした。
ここのところ引退馬を巡って辛い話を見聞きしていてかなり気持ちが後ろ向きに
なりかかっていたが、『ケンザン通信』のおかげで元気が出てきた。
ケンザンとY牧場さん、そしてチームケンザン友の会の皆さん、ありがとうございます!
次号も楽しみにしています!