
(市川市動植物園の入り口で見つけた小馬と子どもの像・・・『ポニーといるリトル・ジョー』
<中野滋氏作品>、2008年8月17日、千葉・市川にて)

(ミニチュアホースもいた。名前はベニーちゃん。3歳の女の子)

(とても懐こい。名栗の馬たちを思い出す)

(動物園に続く自然観察路には、ミソハギが満開)
昨夜のものすごい雷雨も収まり、今朝はひんやりと涼しい。
たっぷりと水を含んだ草木が瑞々しく輝いている。
お盆の間、ひたすらこもっていた反動もあり、今日は久々に外の風に吹かれてみたくなった。
というか、そうしないと明日からの勤めに心身がついていかないと困るので・・・。
どこへ行こう・・・そうだ、前から行ってみたかった、
市川市動植物園でスケッチはどうかしら。
市川はお隣の市、近すぎていまだに行っていないことに気がついた。
動物園には馬もいるらしいから、花がなかったら馬に会うだけでもいい。
小雨混じりの中、北総線大町駅からてくてく梨園の続く道をたどって、園の入り口へ
たどり着く。
うっそうとした自然観察路が続く道をゆくと、やがてバラ園が見えてきた。
昨夜の雷雨のためか、無残にも殆どの花はうちしおれていたが、根気良く探すと
一輪、きれいな黄色の花びらを巻いているバラを発見。
なんとか描きとめて、もう1枚と思ったが雨が次第に本降りになってきたので切り上げて
動物園へ。
入り口で、かわいい小馬と子どもの像がお出迎え。
動物園に鞍をつけたポニーの像があるなんて、なんだかうれしくなる。
街のあちこちで、こんな風に子どもが馬に乗れたらどんなに楽しいだろう。
期待通り、園内にも数頭のポニーとミニチュアホースがいた。
自然と真っ先にミニチュアホースに吸い寄せられる。
栗毛のその馬は、入り口でもらった「どうしょくぶつえんニュース」によれば、
名前はベニーちゃん、2005年5月3日生まれの牝で、昨年7月31日に園にやってきた
という。
近づくと、静かに寄ってきてくれて柵越しに鼻を伸ばす。
懐かしい名栗のミニっこたちが重なる。
一頭だけでいるので寂しいのか、人が来るとうれしそう。
柵の前にかがみこんでしばらく遊んでいたが、小さい子たちのじゃまになっても
いけないので腰をあげる。
こんな近くにミニチュアホースがいたなんて知らなかった。
もっと早く行ってみればよかったな。
でも、これからはしょっちゅう会いにいける。
そう思ったら、無性にうれしくなった。