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チモシーグラス

Author:チモシーグラス
がんを経験してみて、改めて生きるすばらしさに目覚めました。

大好きな馬のこと、愛猫のこと、草花のこと、健気に生きるさまざまな命の輝きを、四季折々に綴ります。


なお、当ブログ『チモシーファーム』の画像と文章の無断転用を、固く禁じます。


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ホワイトイチ

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(仔馬時代のホワイトイチ。仲良しの栗毛君<現・アキノカウンター>と
・・・2006年8月12日、北海道・新冠にて)

シノちゃんちをお訪ねした日、場長さんにシノクロスの末っ子(3歳、牡、芦毛、
父アドマイヤコジーン)がホワイトイチという馬名で園田競馬で走っていて、
すでに2勝しているとお聞きした。
ここ数年、色々辛いことが続いて意識的に牧場を出た後の馬は追わないようにしてきた。
もちろん心の奥では元気で活躍してくれることを願っていただけに、うれしいお話だった。

日高の旅から帰るとすぐにホワイトイチについて調べてみた。
兵庫、田中範雄厩舎に所属し昨年10月園田競馬で初出走、11月週間競馬ブック賞と
12月のセカンドトライ競走を連勝。
今年1月22日、笠松・ゴールドジュニア(OP)で7着。
22日といえば、私が日高に出発した日だった。

そしてもう2頭、ホワイトイチの幼馴染の活躍も知った。
1頭目はアキノカウンター。
ボンナターレの息子で父はグランデラ。
栗東、中村厩舎所属で昨年11月の2歳未勝利戦を勝ちあがり、今月末の京都競馬
「つばき賞」に登録している。
仔馬時代、ホワイトイチと仲良しで一緒に遊んでいた美しい栗毛だ。

もう1頭は、シルクフォーチュン(鹿毛、父ゴールドアリュール 母シルクエスペランサ)。
栗東・藤沢則厩舎に所属し、昨年12月に2歳未勝利戦を勝ち上がった。

3年前の夏、母馬最後の夏を過ごしていたシノクロスの周りでお昼寝をしていた
5、6頭の仔馬たちの姿を懐かしく思い出す。
息子のホワイトイチはもちろん、カウンターもフォーチュンもあの中にいた。

競走馬がデビューするのは、そして1勝をあげるのはどれほど大変なことか
部外者にも身に沁みるほど分かる。
それだけにホワイトイチ、アキノカウンター、シルクフォーチュンに大きな祝福をおくりたい。
みんな、まだ3歳。どうか確実に勝ち鞍を伸ばして、いつかは大きな勲章を手にしてほしい。
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充電完了!

五泊六日の日高の旅から、今日帰ってきた。

いつものことながら、「ファイナル・アプローチ」を告げる機内アナウンスが流れると
ちょっと緊張して、窓の外を見てしまう。
ぐんぐん地上が近づいて、やがてゴーッという轟音と共に着陸。
思わず胸の中で手を合わせ、神様に無事を感謝・・・。

今年も元気なシノクロスに会えた。
シノの後継マキノワルツも随分母馬らしくなって、大きなお腹を馬服に包んでいた。
鼻先に雪をいっぱいくっつけた、明け1歳馬たちのつぶらな瞳が目に浮かぶ。

功労馬として余生をおくるブラインズロマンと再会できた。
勲章はないけれど、幸せな道をみつけてもらったマイネルスティングにも会えた。
ロマンを訪ねた先では、地方競馬の雄トーシンブリザード、オリオンザサンクスとも
初おめもじできた。

ゼンノエルシド、マイネルラヴ、ステイゴールド、ロージズインメイ、ロサード、イーグルカフェ、
アグネスデジタル、タイムパラドックス、メジロベイリーなどなど、キラ星のような名馬たちに
もたくさん会えた。

みんなに元気をもらって、今年も充電完了!
これで、しばらくはがんばれそうだ。
次の充電は、春、マキたんのこっこが産まれる頃かな。

宝石箱

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(Bファームの厩舎は、宝石のような名馬たちを収める宝石箱のよう
・・・2009年1月26日、北海道・新冠にて)

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(ゼンノエルシド)

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(ゼンノエルシド)

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(マイネルラヴ)

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(マイネルラヴ)

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(ステイゴールド)

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(ステイゴールド)

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(ロージズインメイ)

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(ロージズインメイ)

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(ロージズインメイ)

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(ロサード)

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(ロサード)

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(ロサード)

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(アグネスデジタル)

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(アグネスデジタル)

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(メジロベイリー)

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(メジロベイリー)
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(メジロベイリー)

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(静かな夕暮れ・・・日高冬旅もそろそろ終わり)

今日で日高冬旅も終わり。
最後の締めは、再びBファームの豪華種牡馬たちを表敬訪問。

三日前とは一変、白銀の世界に佇むBファームはどこを切り取っても、まるで
クリスマス・カードのよう。
雪をかぶった瀟洒な種牡馬厩舎は、宝石のような名馬たちを収める宝石箱のように
輝いてみえる。
真っ青に晴れた空の下、真っ白な牧柵で囲まれた広い放牧地で馬たちはそれぞれの
時間を過ごしていた。
ゼンノエルシド、マイネルラヴ、ステイゴールド、ロージズインメイ、ロサード、
アグネスデジタル、メジロベイリーなどなど。
静かな放牧地で心行くまで馬たちを見て過ごし回り終えた頃には、冬の日はすでに
傾き始めていた。

日高ではすでに仔馬の産声も上がり始め、スタリオンもそろそろ忙しくなる時期に入った。
Bファームの種牡馬たちの活躍に期待したい。

雨あり、風あり、そして雪ありの今年の初旅。
これって、これからの一年を暗示している!?
でも、きっとだいじょうぶ。
馬たちにたくさんパワーをもらったから!

シノクロス23歳の冬

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(雪の中でも、もぐもぐ・・・2009年1月25日、北海道・新冠にて)

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(マキノワルツの二番仔は芦毛)

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(マキノワルツは、今春、3児のママになる)

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(シノクロスは、空胎馬たちと放たれていた)

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(はるか彼方を、鹿の群れが行く~)

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(シノクロスの左前脚。毛糸の靴下をはかせたい!?)

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(23歳の冬を生きる)

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(そろそろ、おうちに帰りたい)

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(この冬が終れば春。24歳になるんだね。それまで、ますます元気で!)


いよいよ今日は、シノクロスのところへ。
朝、カーテンを開けると、わっ、真っ白!
昨夜のうちに降ったらしい。
それまではほとんど雪がなくて茶ばんでいた風景が、一夜にして雪景色に変わっていた。

山の上の牧場は、見渡す限り真っ白。
まだ放牧前だった。
場長さんご夫妻にごあいさつして、シノクロスの放牧地をお聞きする。
「この下だよ」、場長さんに教わった場所でスタンバっていると、な、なんと
遠くの坂道を白い馬を含んだ群れが駆け下りてゆく。
あーっ、奥の放牧地のことだったのか・・・。

はき慣れないスノウ・ブーツを雪にズブズブ沈ませながら、ふうふう息を切らして
やっとシノクロスたちのところへたどり着いた。
雪のかぶった投げ草の小山で草を食んでいたシノが、ふっと顔をあげてこっちを見る。

おお、初詣で拝んだ神社の御神馬がいる!?
んな訳ないよね。それにしても、よく似ている。
御神馬がシノに似ているのか、シノが御神馬に似ているのか・・・。
ま、私にとってシノクロスは御神馬のようなものか・・・。

私だと判ると、いつものように(また来たの?あんたもひまねぇ)という素振りで
また、もぐもぐと草を食べ始めた。
昨年5月以来の再会だから8か月ぶり。
また少しおばあちゃんらしい顔つきになったような感じだけど、相変わらずマイペースで
元気いっぱい。
小山の草を食べるときも若い空胎馬たちを軽く鼻先でどかしながら、一番食べやすい場所に
陣取る。

マキノワルツはますます白さを増して、大きなお腹を馬腹に包み繁殖の群れにいた。
この時期なので遠くからレンズを向ける。
帰郷した当時のシノクロスがだぶってみえてきた。
春には三児のママになる。良い子が産まれますように。

マキノワルツの初仔は近くの育成場でおけいこ中と知る。
なかなか良い動きをしているらしく、デビューが楽しみだ。
二番仔は、芦毛で大きな星を額にいただいていた。

それまで下を向いてもくもくと雪の下から青草を探していたシノが、突然顔をあげて
はるか彼方の放牧地を見ている。
う、何を見てるの?
目線をたどると、となりの牧場から一斉に馬たちが駆け下りてきた、と思ったが、
よく見たら、鹿の群れだった。

大小十数頭の鹿が一列になって、器用に牧柵をくぐり、繁殖のいる放牧地へ。
牝馬たちの中には警戒して威嚇するのや、我関せずと草を食んでいるのや、色々。
お、草を狙ってきたのか、と見ていたら、そのまま放牧地を縦断して牧場の奥へ駆け去り
山へ消えていった。

後で、猟師に追われて逃げ込んだ鹿たちと知る。
増えすぎて害獣駆除のやりだまにあがっている鹿たちだけれど、鹿も自然の一部。
なんとか適正数にとどめて、人間と共存できるような形をつくってほしい。

鹿騒動も一段落して、気がつけば夕方も近くなり、風も冷たくなってきた。
そろそろ収牧の時間。
馬たちは分かっていて、出入り口のそばに集まってきた。

一緒にシノのそばにいたら、ふーっ、ふーっ、ふーっ、と三度ばかり手に息をふきかけてくれて
顔を摺り寄せてきた。
自分が触られることが好きではなく懐こい仕草もしないシノだけに、思いがけないことで
ほわぁっと気持ちまであったかくなった。

うれしい気持ちでレンズを向けたら、顔がちょっとゆがんで、今度は大きなあくびを
二度、三度。
こっちもつられて、あくびが出てシャッターが切れない。
なんだかおかしな光景だろうな。

やがて収牧が始まり、柵を開けてもらうと、シノたちも勢いよく厩舎までの坂道を駆け上がって
行く。
そんなに急ぐと滑って転ぶよーっ。
自分の年を忘れているような駆けっぷりに、ハラハラ、ドキドキ。
ま、この元気なら安心だけど。

この冬を乗り切って、4月には24歳になるシノクロス。
まだまだ寒い季節は続くけど、元気でね!
また、春に会いに行きます。

スティングとロマン

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(牧場主のSさんにニンジンをもらうマイネルスティング
・・・2009年1月24日、北海道・新ひだかにて)

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(Kさん、ありがとう@スティング)

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(向かいの牝馬たちが気になって仕方がない?!)

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(温かい気持ちに支えられて、新たな道を歩みだした)

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(‘引越し先’の新居にも慣れて、マイ・パドックを散策中)

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(今度は山に桜が咲く頃に会いにきます。元気でね、スティング!)

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(ブライアンズロマンの牧場にも若馬たちが・・・2009年1月24日、北海道・新ひだかにて)

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(変わらぬ美しい瞳を輝かせているロマン)

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(A育成牧場のご子息Tさんに遊んでもらって、ゴキゲン)

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(お隣には、関東の雄、トーシンブリザードも)

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(雄大な日高の峰々に見守られて、温かな人たちに見守られて、幸せだねロマン!)

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(気品ある容姿に、早逝したナリタブライアンがだぶる)

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(こんな顔をみると、本当に生きていてくれてよかったと改めて思う)

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(現役の種牡馬オリオンザサンクスもお隣さん同士。産駒たちの活躍に期待したい)


予報どおり、朝から晴れた。わーい!
今日は一日かけて、イグレット軽種馬フォスターペアレントの会北海道分室のKさんと、
『引退馬ネット』のサポートホース2頭の預託先を訪問。
1頭目は、『マイネルスティングの会』のマイネルスティング。

現役引退後10年間、個人で余生を見守ってきたが、このたびやむをない事情で手放さざるを
えなくなったという。
「預託金の尽きるまで生かしてもらい、後は安らかに眠らせたい」と同会に寄せられた
元オーナーさんのお気持ちをお察しするだけで、胸が詰まる。
幸いにも、スティングは見守る会をたちあげてもらうことができ、会員も集まりつつあるという。

静内の街中からそう遠くない牧場地帯の一角に着くと、道路沿いの広い放牧地に馬服を着た
黒い馬が佇んでいた。
あ、この馬に違いない!
Kさんの運転する車は予想通り、そのS牧場へ。

車の音を聞きつけて、牧場主ご夫妻が笑顔で出迎えてくださった。
放牧地の中に入っても大丈夫ですよ、と言われて、ちょっとびっくり。
去勢したとはいえ、牡馬の放牧地に入るなんて今までなかった。

お話のとおり、スティングは人間の姿をみつけるとそばに擦り寄ってくる。
Kさんの用意してくださったニンジンを(牧場さんの許可をいただいて)、差し出すと
ほんと、おいしそうな顔でハムハム。

ニンジンが無くなっても、私たちが動くたびについて回るので、まるでワンコみたい。
カメラを構えるとズンズン近づいてきて、いきなりレンズにスティングのドアップ!
この繰り返しばっかりで、中々シャッターが切れないよう。
でも、なんて、かわいい馬なんだろう。
初めて会ったのに、すっかり気にいってしまった。

が、ワンコのようなスティングも、やっぱり元牡馬。
向かい側にちらちら姿を現す牝馬たちが気になる様子で、時折、ギリギリ近い場所まで
行っては熱い視線を送る。
そんな姿もほほえましい。

奇しくも、スティングが牧場を移動した昨年11月28日は、シンボリクリヨンが亡くなった日
だった。
なんだか、命のバトンタッチをしたような気にさえなる。

牧場では早くもこっこが産まれていて、遠目で見せていただく。
母馬にしっかりガードされ、藁のおふとんの上で丸くなって寝ていた小さな命。
どうぞ、りっぱな競走馬になれますように・・・。

名残り惜しかったが、お昼前に牧場を後にする。

午後からは、『ブライアンズロマンの会』のブライアンズロマンの元へ。
ロマンの預託先A牧場は、三石方面へ海沿いの国道を走った春立にあった。
牧場地帯を包み込むように、美しく雪化粧した日高連峰が連なっている。
雪のない放牧地に若馬が2頭、お昼寝中。
ブライアンズロマンは、隣の放牧地にいた。
現役時代、たった一度しか見ていないが、美しい瞳はそのままだ。

こちらには、ロマンのほかにも現役種牡馬のオリオンザサンクス、功労馬として余生をおくる
トーシンブリザードと、そうそうたる地方競馬を代表する名馬たちが繋養されていた。
それぞれの放牧地には、りっぱな看板がつけられているが、全てAさんの手作りだとのこと。
そういえば、ここから移動したマイネルスティングのところにも同じ看板があった。

Aさん、Kさんとロマンのところにいると、隣のパドックでブンブン首を回している馬がいる。
ブリザードの、こっちにも来てコール!?だ。
ハイハイ、とニンジンをもってそばにいくと、しばし首回しをやめてニンジンを食べたが、
終るとまた豪快に回し始める。
おかげで、写真は殆ど撮れず・・・。

サンクスは、静かにそんな様子をみていてオトナを感じさせる。

ロマンをカメラごしに追っていたら、ふっとナリタブライアンを撮っている錯覚に陥った。
たった一度だけ、引退後に訪ねただけなのに、当時のことが鮮やかに蘇ってきた。
ふっと、父馬が同じブライアンズタイムだったことを思い出し、道理で似ているわけだと納得。
同じ父を持ち、‘小ブー’(小さいブライアン)と呼ばれたエリモダンディーのことまで
思い出した。
ロマンには、星になってしまった2頭の分も、どうか幸せに長生きしてほしい。

Kさんのおかげで、マイネルスティング、ブライアンズロマンと、念願の馬たちに会えた。
どんなところで、どんな人たちに囲まれ、どんな風に暮しているのか、この目でみて
肌で実感できた。

次は山に桜が咲く季節に伺いたいな。馬服も脱いで、黒光りする馬体を見てみたい。
それまで、元気でね、スティング!ロマン!

雨もまた

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(収牧直前のアグネスデジタルに会えた・・・2009年1月23日、北海道・新冠にて)


やはり朝から雨。
それも強風とセットで風雨が吹き荒れている。

白波が押し寄せる太平洋を見ながら朝食を終え、部屋に戻ると携帯に不在着信。
シノちゃんちの奥さん、Yさんからだった。
急いで電話を入れると、雨だし急用で留守にするので別に日にしてほしいとのこと。
ごあいさつだけでもと思っていたが、そういうことならと日を改めることにした。

今日はシノクロスに会える、と出発前からはりきっていただけに、ちょっとがっくり。
まるで目の前にぶら下げれたニンジンを前にお預けをくっている馬みたい。
でも、ま、一日、二日、遅くなったところでシノちゃんと会えないわけじゃないから、
がまん、がまん。

それに、こうしてホテルでのんびりゆっくりもたまにはいいものだ。
持ってきた文庫本をパラパラめくり、静かな時間を楽しむ。

お昼は、新ひだかの牧場の馬友達とランチ。
昨日、休み時間にお昼でも一緒にしようと連絡を入れたら、偶然にも彼女の休日だった。
しかも今日は貴重な休みを利用して遠出する予定だったが、大雨なので中止したという。
雨のおかげで、彼女と会えたのだから感謝しなくちゃ。

のんびりランチを楽しんでいたが、雨がこやみになったので、見学可能なBファームへ
行ってみることになった。
Bファームはシノちゃんちの手前にあり、4年前の冬には育成中のシノクロスの息子
マイネルオルペウスを訪ねた。
あの日、雪まみれになって仲間と遊んでいたオルペウス、今もどこかで元気にしていてくれる
かもしれない・・・。

Bファームに着くと収牧の最中だった。
小雨の放牧地に見覚えのある栗毛。アグネスデジタルだ。
馬場を問わず活躍したデジタル、雨なんかへっちゃらだよね。
厩舎に向かうデジタルと一緒についてゆき、中の馬たちも見せていただく。

美しく広い馬房に‘宝石’のような名馬たち。
ゼンノエルシド、ステイゴールド、マイネルラヴ、ロサード、ロージズインメイ、メジロベイリー
などなど、まばゆいばかりに輝いている。

ひとしきり馬たちにあいさつをして、外に出たら、また雨。
晴れた日にまた、ゆっくり訪ねたい。

夜は、浦河の牧場の馬友達一家と夕食。
今回は浦河へ行けないので、新冠温泉に入ってご飯でも食べませんかと誘ったら
雨の中、本当に来てくれて感激した。

のんびり、ひまするはずだった一日が、うれしい忙しい日になり、たくさんおしゃべりしたせいか
夜はバタンキューとなった。
雨もまた良きかな。

明日は、マイネルスティングとブライアンズロマンを訪ねる。
雨もあがり晴れ間も見えそうなので、ほっ。

雪がない

今日から日高へ。

天気予報では、今週末の北海道はあまり天気がよくないようだが、それはそれで
仕方ない。
成り行きに任せて、一喜一憂しないことにしよう・・・。
一目、シノクロスに会えるだけでもいいのだから。

新千歳空港からいつものように道南バスで、新冠までの切符を買おうと時間を確かめたら
若干早まっていた。
しかも苫小牧を経由しない直行が廃止。
こんなところにも不況が見え隠れ?!

今回の宿、新冠温泉に近づくにつれ雪が殆どないことを気がつく。
いくら雪の少ない日高とはいえ、なさすぎ。
これも温暖化のせい?!
しかも明日は雨らしい。でも、とにかくまずはシノちゃんちへ。

4年ぶりの日高冬旅

来週からいよいよ日高。

ごそごそと押入れの奥から久しぶりにスノウ・ブーツやスキー・ウエアといった
冬用グッズを引っ張り出した。
なんだか、どれもかびくさいようなほこりっぽいような。
そういえば、日高行きの冬支度は本当に久しぶりということに気がついた。

どのくらい冬に行っていなかったのかなと調べてみたら、なんと最後に行ったのが
2005年だから4年ぶりとは!
2006年は1月に個展があった、2007年は行きそびれた、2008年は骨折していた。
うわぁ、4年なんて分けなく経ってしまうのだ。

2005年当時、初めての冬を迎えて雪の中を駆け回っていたシノチャンは、
すでに現役を引退して乗馬馬になった。
現役を引退して帰郷したばかりだったマキノワルツは、母馬になった。
育成場で調教に励んでいたハルカッコは、現役引退後繁殖入りした。
繁殖入りしていたハルカジョウは、その後牧場を移動した。

元気いっぱいに駆けていたシノホワイティーは、もういない。
育成場で仲間と雪だるまのようにころげ回っていたマイネルオルペウスも、
短い競走生活で引退した。
最後の仔を孕んでいたシノクロスは、その後繁殖を引退して今は「年金」生活を送っている。

確実に歳月は経ち、それぞれの馬たちの身の上も変化していた。
もう会えない馬たちもいるけれど、元気でこの冬を迎えた馬たちがいてくれることが
なによりの救い。

4年ぶりの日高冬旅。
今年はどんな出会いが待っているのか、雪のように真っ白な気持ちで馬たちを訪ねたい。

突然の別れ

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(母になったばかりのハルカッコ・・・2008年5月7日、北海道・新冠にて)

日高へ行こうと決めた翌日届いたお年賀状に、体が固まった。
1頭の繁殖牝馬の消息、「昨年秋の離乳後に移動しました」。

4歳で繁殖にあがり、昨年初仔を産んだばかり。
まだまだ牧場にいられるもののと安心しきっていた。
翌日、日高行きのことも兼ねて、恐る恐る牧場さんに電話を入れてみたが
現実だった。

母馬のお腹にいるときからの付き合いだった。
牧場、育成場、競馬場へと弾む気持ちで会いに行った日のことが
つい昨日のことのよう。
初仔を連れた姿に安堵した日から、まだ一年も経っていない。

競走馬の宿命とはいえ、突然の別れにどうしようもなく気持ちは落ち込むばかり。
自分だけの胸にしまっておくには辛すぎて、新年早々暗い話で気がひけたが、
気心の知れた馬友達にメール。

馬友達からの優しい言葉に少しは落ち着いたが、悶々と気は晴れない。
ファンにはどうすることもできない現実。
何の力にもなってあげられなかった自分を責めるばかり。

しばらく空っぽの心が続いたが、突然、(自分の力でどうにもできないことは、現実を
見つめ、ありのままに受け入れるしかないでしょう)という声が、胸の奥から聞こえてきた。
現実をありのままに受け入れる・・・いくら辛くても競走馬と離れられない以上、
それしかないか。
そう思ったら、やっと少しずつ気持ちが楽になってきた。

思い返せば出会えたおかげで、どれほどの喜びと感動を味わえたことだろう。
短い期間だったけれど、想い出はあふれるほどにある。
宝石箱から大切な宝物をひとつ、ひとつ取り出しては眺めるように、
これからは、折に触れて面影を思い出そう。
誰か一人、その馬のことを忘れないでいてあげれば馬は浮かばれる・・・。

薄氷を踏むように生きる競走馬たちとの出会いは、まさに一期一会。
だからこそ、出会えた時間を大切にしなくては。
この別れで、改めてそのことを思い知らされた。

そして、日高のどこかで繁殖を続けているかもしれない、という淡い望みも
捨ててはいない。
美しい栗毛に美しい流星の牝馬が、今日も雪の中に佇んでいる姿が見える・・・。

日高へ

本当に突然の思いだったが、昨夜、(そうだ!日高へ行こう!)と決めた。
即、航空券をネットで予約し、今日、宿を予約し、後はお訪ねする牧場へ連絡をして、と。

年末、偶然デパートの画廊でみた東山魁夷の白馬がきっかけ?
初詣でお参りした芦毛の御神馬がきっかけ?
シノちゃんちから届いたお年賀状がきっかけ?
急に雪の中に佇むシノクロスの白い馬体がオーバーラップした。
日高へは春まで待つつもりでいたが、もう行くっきゃないと。

久しぶりの冬旅、支度には念を入れないと。
まずは携帯カイロをどっさり買い込んで。

<メモ>
時期的に、訪問先は長年、親交のある牧場さんのみに伺う予定です。

元旦

2009年、新しい年が始まった。
年が改まるだけで、なんだか気分も新しくなる。

8時過ぎ、郵便局のバイクの音。
ポストを覗くと年賀状が入っていた。
今年は配達時間が随分早い。これも民営化の影響?!
こういうのは大歓迎だ。

朝刊がずしりと重い。
新聞も郵便も早朝から働く人のおかげで手にすることができる。
感謝、感謝。

お屠蘇を頂き、おせちをつついて、お雑煮を食べて、
年賀状の一枚、一枚をめくる。
お正月にしか味わえない貴重な楽しみ。
ふだんお付き合いしている人はもちろん、ごぶさたしている人からの賀状は
特にうれしい。

「シノクロスもマキノワルツも元気です」、シノちゃんちからもうれしいごあいさつ。
最近はなかなか会いに行けないけれど、元気と分かっているだけでどれほど
安心なことか。今年はいつお訪ねしようかな。

今年は丑年、だけど、やっぱり私宛の年賀状は午年!?
馬の写真やイラストなど馬にちなんだものが圧倒的に多い。
すてきな賀状を壁に飾って、ミニ・ギャラリー。

外は、まぶしいほどの青空
いつものように、シノクロス似の御神馬が奉られている八幡神社に初詣。
今年も優しい笑顔で迎えてくれた。
どうぞ、今年も馬たちにとって良い年でありますように・・・。
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