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チモシーグラス

Author:チモシーグラス
がんを経験してみて、改めて生きるすばらしさに目覚めました。

大好きな馬のこと、愛猫のこと、草花のこと、健気に生きるさまざまな命の輝きを、四季折々に綴ります。


なお、当ブログ『チモシーファーム』の画像と文章の無断転用を、固く禁じます。


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シングンレジェンド

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(江田照男騎手を背に、シングンレジェンドの父シングンオペラ・・・
2001年12月2日、千葉・中山競馬場にて)

瀕死の重傷を負ってターフを去ったシングンオペラが種牡馬になった。
それを聞いたときは、生きていてくれたこと、さらには中央では一勝もできなかった馬が
種馬になれたこと、と二重の驚きと喜びに胸が熱くなった。
名牝タケノハナミの息子ということもあったが、オペラ自身の発するオーラにいつも
惹かれて応援していた。

数えるほどしかいない産駒から、シングンリターンズ、弟のシングンレジェンドと勝ち馬が出た。
それも奇跡に近い。
今日、ダービーで沸く東京競馬場5レースで、レジェンドが見事な勝ちっぷりで3歳500万下を
卒業した。
名前のとおりオペラ伝説をつくるのか、楽しみが膨らむ。
昨年夏、天国へ逝ったハナミもきっと空の上から孫を応援しているに違いない。

ダービーは一番人気アンライバルドが馬群に沈み、同じ父をもつロジユニバースがみごとに
復活劇を演じた。
レジェンドといいロジといい、やっぱり競馬はブラッド・スポーツなんだと実感する。
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日高の写真

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(雨には紫陽花がよく似合う・・・2009年5月30日、千葉・鎌ケ谷にて)



半日がかりで日高の写真を整理し、プリントするコマをセレクト。
36枚撮り14本のポジ・フィルムをライトボックスに載せ、ルーペで一コマ、一コマずつ
覗いていく。
この作業はいつもながら、天国と地獄を行ったり来たり、ジェット・コースター気分を
味わうことになる。

シャッターを切った瞬間は、最高のショットが撮れたと思っても、現実は厳しい。
ピントがずれていたり、ブレブレだったり、馬が目をつぶっていたり・・・。
逆に何気なく撮ったものの中に、お、これは、と目が釘付けになるものがまれにあったり。

この繰り返しで何十年もきてしまった。
思い通りの写真が撮れないから、今度こそ、今度こその繰り返しだ。
でも、だからいいのかな。
簡単に思い通りのものが撮れてしまったら、とっくにカメラから離れてしまったかもしれない。

すでに、頭の中は秋の日高。
今度こそ、ばっちり決めよう!?

フィルムとにらめっこした目を休めようと、梅雨模様の外に出てみれば、紫陽花、菖蒲と
初夏の花盛り。
明日はいよいよダービーだ。
アンライバルドが二冠を制覇か、それとも?!

モテ男君グレイド

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(ダービーのパドックにて・・・1991年5月26日、東京・府中競馬場にて)


富山の乗馬クラブでオーバーホール中のシャコーグレイドが、岐阜の観光施設
『牧歌の里』に展示されているという。
日高で1週間、馬と共に放牧されてすっかりリフレッシュして戻り、明日は出勤という夜に
ブログに書き込まれた記事。
いきなり、頭の中が緊張モード。

そ、そんなはずはない。
長年の疲れを癒して秋には戻すとオーナーのMさんに聞いていたのに、なんで岐阜?!
朝一でMさんにメール。
が、応答なし。
てんこもりの仕事も手につかないようなまま、合間をぬって今度は電話。
が、やはり応答なし。
いつもなら、すぐ連絡をくれるのに・・・不安がよぎる。

お昼、Mさんからお電話。
朝から忙しくて連絡できなかったという明るい声。
バ、バッとことの顛末を伝えると、あっさり「それはグレイドのために決めたことなんですよ。
秋には八ヶ岳に戻ってきます」。
岐阜に移動した訳は、いわばグレイドがホームシックになったため、だった。
大の人好きなグレイドは、富山で大切にされすぎて人恋しくなってしまったらしい。

そうか、そういうことだったのか・・・。
馬を大切にしているMさんご夫妻、その中でも愛してやまないグレイドを簡単に手放すはずが
ないと、信じてはいたが一抹の不安はあった。
一瞬でもそんな気持ちになった自分が少し恥ずかしいが。

それにしてもシャコーグレイドはモテ男君だ。
21歳になった今も、大げさに言えば日本中でグレイドを思い常に動向を気にしている人たちがいる。
もちろん、私もその一人!

今週はいよいよダービー。
18年前、炎天下の府中競馬場のパドックで、グレイドの登場をひたすら待っていた日が
懐かしく蘇る。

ミニシクラメン

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(職場の窓辺・・・2009年5月25日、千葉・鎌ケ谷にて)


日高から帰って初の出勤日。
職場の窓辺に、ミニシクラメンがかわいい花を開いていた。
出かける前は蕾だったのに・・・命のすばらしさにしばし感激。

クリスマスの頃に買った小さな鉢。
花が終った後は葉も落ちて、もう捨てようかとさえ思っていたが、春になって
小さな蕾をいくつかつけていた。
この5月、長い休みになるからと、大き目の受け皿を用意してたっぷり水を入れておいた。
その甲斐があったのだろうか。

目をかけ、手をかけてあげれば、ちゃんと応えてくれる。
小さな花がそんな大切なことを教えてくれた。

猫の好きな場所

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(さくらお気に入りの場所、カーテン・・・2009年4月17日、千葉・鎌ケ谷にて)


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(安心の寝顔・・・2009年5月21日)


朝、クロネコさんの車が止まり日高から送ったバッグが届いた。
バッグを包んだ大きなビニール袋をはがしておいたら、さっそくさくらが中に入り込んで
まったりしている。
ほんとに猫はこういうところが好きだな。

カーテンの裾にすっぽり隠れていたこともある。
布団とカバーの間にすっぽり丸くなっていたこともある。

そんなさくらを、外からつんつんつっついて遊ぶのがまた楽しい。
猫がいてくれるだけで、本当に楽しい。

旅を終えて

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(空になったおみやげバッグにすっぽり収まったさくら。
このまま、北海道へ連れていきたい!?・・・2009年5月20日、千葉・鎌ケ谷にて)

昨夜遅く帰宅すると、愛猫さくらがお待ちかね。
「ただいま~」と言うと、「にゃ~」ととびきりのかわいい声で返事。
きゅっと抱きしめて、柔らかで温かなぬくもりにひたる。
‘旅は行ってよし、帰ってよし’を実感するひとときだ。

おみやげを取り出して空になったおみやげバッグをみつけると、早速入り込んで満足気な顔で
しばらく丸くなっていた。
大きな紙袋、ダンボール箱、そしてバッグ、どれもさくらのかっこうの遊び場になる。
さくらの入ったバッグのチャックを締めて、そのまままた北海道へ行きたくなった。

今日の千葉は蒸し暑くて、梅雨間近を思わせる陽気。
庭のホタルブクロが咲き、紫陽花が色づきはじめ、百合が蕾をふくらませ、はや初夏の気配。
フィルムを出しに行くいつもの写真屋さんまでの道すがら、色とりどりに咲き誇るバラに目を
奪われる。
チューリップや水仙から一足飛びにまた季節が早送りした気分だ。

今週末はオークス。
雨模様の天気予報が気になるが、府中のバラもさぞ美しいことだろう。
そして、そのバラにも優る名牝たちのレースぶりが楽しみだ。

日高で出会ったこっこたちの中からも、3年後にはあの夢舞台に登場してこないかな。

馬旅最終日

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(一昨日の雨で、瑞々しく輝く新緑の山・・・2009年5月20日、北海道新冠にて)

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(真っ先に駆け寄ってきてくれた、ハルカッコの1歳)

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(青空の下で、もう一度会いたかったよ!)


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(父は、英セントレジャー勝ち馬ルールオブロー)


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(1歳馬たちは、元気のかたまり<右がハルカッコっこ>)


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(まず1勝!だよ)


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(仲間と共に<首を上げているのがハルカッコっこ>)


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(母ハルカッコの名前を伝えてほしい!)


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(シノクロスたちは、下の沢にいた・・・2009年5月20日、北海道・新冠にて)


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(また来たの~アンタもひまねぇ@シノ)


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(山道を上って、沢の入り口へ来てくれた)


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(冬に会ったときより、若々しくみえる)


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(また会いにきちゃった)


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(元気の秘訣は、よく歩くこと)


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(聴こえてくるのは、沢を流れるせせらぎの音と小鳥のさえずりだけ)


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(元気な姿に会えて、本当にうれしい)


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(現役引退後、初めて訪ねた日もここにいた)


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(豊かな青草は、命の源)


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(いつもマイペースで生きてきた)


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(「今」を精一杯生きてきた)


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(緑に包まれて)


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(2頭の空胎馬、来春はかわいいこっこを連れていますように)


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(シノは、母馬としても◎だったね)


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(今は、悠々自適の生活だね)


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(24年間、病気らしい病気をしたことがない)


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(仲良く)


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(沢沿いに奥まで続く広い放牧地を、行ったり来たり。本当によく歩く)



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(お別れの時間。また、沢の入り口まで見送りに来てくれた)


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(シノちゃん、またね~!さよならは言わないよ。これからも、ずっと元気で。秋にまた!)


とうとう日高馬旅もラスト。
最終日をどうしようか迷っていたら、ハッとした。
一昨日は、雨と1歳の馬体検査のため、馬房にいたハルカッコっこ、今日は放牧されているに
違いない。

秋には育成に移るというから、一目だけでも牧場で草を食む姿をみておきたい。
N牧場さんにお願いして、放牧地へ。
ハルカッコっこは3頭の仲間と新緑の山を背景に草をはんでいる。
遠いのでカメラで探すと、この子かな?と見当をつけた子がこちらに向かって真っ先に
駆け寄ってきてくれた。
一昨日、顔を覚えていてくれたのかな。うれしい。

ハルカッコっこは、かわいいというよりなかなかのイケメン。
2年後、どんな競走馬に成長するのか楽しみだ。
それまで、私もしっかり生きてないと。

ラストのラストは、やっぱりシノクロス。
「今日は下の沢にいるよ」とYさん。
うわぁ、懐かしい場所。
引退直後のシノに初めて出会った場所だ。
二番子のシノホワイティーと仲良く放牧されていたことも懐かしい。
ここ何年も沢への放牧はなかった。

どきどきしながら沢への道を降りて行くと、木の間越しに馬たちの姿がちらちら見える。
鹿毛が2頭、芦毛が1頭、芦はもちろんシノクロスだ。
鮮やかな新緑に包まれて、ひときわ白さが輝いて。

3頭は沢に沿って奥まで続く緑一色の放牧地をゆったり、のんびり行ったり来たり。
その光景はまるで、地上の楽園みたい。
でも、これはシノが自分の力で手にしたものだ。
いつまでも、この光景が続きますように・・・。

お昼前、迎えのタクシーが来て楽しかった馬旅もこれでおしまい。
シノクロスに再会を約束して、後ろ髪をひかれる思いで日高を後にした。

羽田に着きYさんにお礼の電話をかけると、
「マキノが産まれたのさぁ」と弾んだ声。
1時間くらい前というから、ちょうど飛行機が飛び立った頃だ。

真っ黒な牝で元気だとお聞きして一安心。
う?黒い?パパのローエングリンは栗毛だから、やっぱりマキたん似の芦毛だろうか。
マキたんもこっこのときは、黒っぽい芦毛だった。

それにしても、マキたんの出産に合わせて旅の予定もずらしたのに、日高を離れた途端
産むなんて、泣けちゃうよ。
最も、これで秋の楽しみが増えたかな!?

ガルチは強い!

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(7年ぶりに逢えたミナミノガルチ・・・2009年5月19日、北海道・浦河にて)


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(こっこは4月生まれの女の仔、パパはスキャン)


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(仲良しさんと)


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(元気いっぱい)


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(ベジタリアン!?)


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(ママとお散歩、楽しいな)


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(緑の大地<手前がガルチとこっこ>)


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(また会えるなんて・・・本当にうれしい)


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(ペロリ)


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(やっぱり仲良しのふたり)


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(掻いてあげたい!?)


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(草に埋もれて)


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(ただいま、お昼寝中)


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(眼下には太平洋)


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(ほんと、二人は仲がいい)


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(突然、一斉に駆け出した)


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(一気に丘の上へ)




結局、二日間雨で一枚も馬の写真がとれなかった。
今回は山のようにフイルムを持ってきただけに、まだ手つかずのフィルム・パックを
みると淋しくなる。
さすがにへこむが、今日はいよいよ晴れ予報、二日分撮るぞ~!

約束どおり、朝一の日高線で再び荻伏のミナミノガルチ親子の元へ。
やはり晴れていると気分まで変わる。
どしゃぶりの中での再会は切なかったもの・・・。

牧場に着くと、ちょうど放牧が終わったところ。
「ガルチは上にいますよ」、Tさんが笑顔で丘の上の放牧地を指差す。
はーい、と元気よく返事したものの、けっこう急な坂道でぜいぜい、ぜいぜい。
気分は、坂路調教中?!

やっとのことで登りきると、大パノラマが目の前に広がる。
広やかな空の下で、馬たちは思い思いに草を食んでいる。
朝のうちは雲におおわれていた空もいつしか青空になり、日に照らされた放牧地は
青々と輝く。

途方にくれそうな広さの放牧地、どこをどう歩けばいいのだろう。
が、心配はいらない。
一日がかりで馬についていけば、ちゃんとグッド・ロケーションを教えてくれる。
長年の牧場撮影で見つけた秘訣だ。

今日はガルチ親子の後をついて、のんびり、ゆったり歩く。
といっても、馬の一歩は大きい。
あっという間に離されて、置いてきぼりにされることもしばしばだけど。

それにしても、すごいところだ。
放牧地の先には陽光にきらきら輝く海が広がり、空にはヒバリやウグイスが鳴き、
林には、カタクリ、エゾエンゴサク、リュウキンカ、アズマイチゲが咲き、数時間に一本の
日高線が鳴らす警笛の音が、低く長く近づきやがて遠ざかっていく。
俗世間をすっかり忘れさせてくれるようで、まるで‘天空の牧場’みたいだ。

その中で無邪気に跳ね回り、疲れると四脚を草の上に投げ出して眠る仔馬たちは、
まるで天使にみえる。
競走馬としての厳しい現実に向かうまでの、ほんの短い時間、みんな、こころゆくまで
遊ぶんだよ。

母馬たちの中でも、ガルチは けっこう強い。
自分が食べたい草があると、馬たちは場所を譲るし、譲らない馬はけちらすし、
こっこがほかの母馬にいじめられると最初はじっと我慢しているが、我慢が限界に達すると
歯をむいてかじりにいく。

おー、しばらく会わない間に随分変わったねぇ。
13年も生きてきたのだから、強くもなるか。
あどけない顔であくびしていたこっこの頃が、たくましくなった今にだぶる。

光を浴びながら目の前で草を食むガルチと、ぴったり寄り添うこっこ。
本当に夢みたいな光景だ。
これまでのこともこれからのことも、もう考えまい。
今、このときの輝きをしっかりみつめていたい。

ハルカッコっこ

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(ハルカッコの1歳に、一年ぶりに再会した・・・2009年5月18日、北海道・新冠にて)



昨夜来の雨は夜半になって益々激しくなり、なかなか寝つかれないまま朝を迎えた。
今日は朝一の日高線で、ハルカッコの一人息子が暮らす新冠のN牧場さんへ。

日高線の車窓に、太平洋の波が激しくうねっている。
穏やかな海を見慣れているので、まるで日頃もの静かな人が怒り狂っているみたいだ。

ハルカッコっこは仲間と厩舎にいた。
大雨に加え今日は1歳の馬体検査があるので、外に出さなかったという。
昨年の5月、初めて会ったかわいいちびっこが、見上げるほどの若馬に成長していた。
「放すと真っ先に飛んでいきますよ」と奥様。
レースに出たら、逃げ先行かな?!
緑の放牧地を駆け出していく姿、見たかったぁ。

秋には育成牧場に移動し、入厩先も決まっているとお聞きし、ほっ。
まずは1勝!がんばって勝つんだよ!
ハルカッコっこにゲキを飛ばしたら、つぶらな瞳できょと~ん。

厩舎の梁につばめのつがいがせっせと巣づくり。
つばめは幸せの使者という。
ハルカッコっこたちの将来にもたくさんの幸がありますように!

再会、ミナミノガルチ

今日からお天気は下り坂。
ずっと晴れならいいのに、というのは旅行者のエゴだ。
晴れの日、雨の日、曇りの日、まるごとそのまま受け入れなくちゃ。

とはいうものの、今日は数年ぶりにミナミノガルチとの再会が待っている。
どうか雨だけは落ちないように、という願いも空しく、日高線荻伏駅に着いた途端、
パラパラと雨が降りだし、Gファームに着く頃には激しく降り出した。

待っていてくれた場長のTさんの案内で山の上の放牧地へ。
急斜面の道を車で上りきると、いきなり360度のパノラマが目に飛込んできた。
うわぁ、なんという広さ!
遠くにいた母馬が豆粒のように見え、仔馬は米粒のようだ。
放牧地には7組の母子馬。
みんな草を食むのに夢中で顔が分からなかったが、なんとなくあの馬かな、と思った馬が
やっぱりガルチだった。

Tさんが呼ぶと、静かに近寄ってきた。
鼻先まできれいに伸びた流星、愛らしいまなざしは全く変わっていない。
額に星をいただいたかわいいこっこが、ぴったり寄り添っている。
父はスキャン、4月産まれの女の子だ。
いつまでもガルチ親子のそばにいたかったが、雨は激しくなるばかりなので、また日を改めて
訪ねることを約束して、牧場を後にした。

夜になっても雨はやまず、それどころかますます激しくなり、雨粒がしきりにホテルの窓を
激しくたたく。
ガルチたちは大丈夫だったろうか。
帰りの日高線から見えた放牧地の馬たち、この雨で体は冷えなかっただろうか。

ミナミノガルチに再会できた喜びと雨音で、いつまでも寝つかれそうにない。

マキノワルツ08

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(そろそろ出産予定のマキノワルツ・・・2009年5月16日、北海道・新冠にて)


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(シノクロス母さんによく似てきた)


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(日高の小鳥は近づいても逃げない!?)


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(初めまして!)


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(草の味はいかが?)


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(やっぱり、おっぱいかな)


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(満開の山桜をバックに)


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(静かに咲く山桜にも惹かれる)


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(草のベッドで)


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(若葉が映るシノクロスの背)


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(シノクロス24歳、元気です)


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(放牧地の周りには、可憐な野の花)


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(花壇には、芝桜が満開)


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(見上げれば、満開の山桜)


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(山の上にも芝桜)


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(マキたん、早くかわいいこっこを見せてね)


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(シノクロスは今年も元気に、春が迎えられてよかった)


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(マキノワルツの1歳<右側の馬>は、友達との遊びに夢中)


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(元気いっぱいの男の子。パパはゼンノエルシド)


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(視線の先には・・・)


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(思いっきり駆け回れ!)


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(山に見守られて)


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(体は小さいが、しなやかさは抜群!)


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(先頭を切って)


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(みんな、りっぱな競走馬になりますように)


今日も晴れ。
5時過ぎには、レースのカーテン越しに朝日がまぶしい。

ホテルの手作りバイキングでお腹を満たし、静内駅の売店でお昼のおにぎりを仕入れる。
ここのおにぎりはたきたてのご飯をその場で握ってくれるから、お昼になってもほんわか
温かいし、なによりお米がおいしいし安い。

駅前でタクシーに乗ったら、顔馴染みのSさん!
Sさんは、牧場巡りのファンにひっぱりだこのタクシー・ドライバーで、偶然とはいえ、
ラッキー!
馬話で盛り上がりつつ、気がつけば新冠の山の上のシノちゃんちへ。

「みっつ産まれたよ。だけど、マキノはまだなのさぁ」、とYさん。
マキノワルツのこっこが見られないのは残念!
だけど、こればっかりはどうにもならない。
日高にいる間に産まれたら、また飛んでこようっと。

シノクロスは1月のときと同じように空胎馬2頭と放されていた。
いつものように、また来たの~、アンタもひまねぇ、とちらっとこっちをみて、後は黙々と
草をはむ。
そのリズミカルなこと。
まわりでさえずる小鳥たちと、みごとにハモってる。
ぴーるる、サクサク、ぴーるる、サクサク。

マキノワルツは冬にあったときから一段と白くなっていて、シノクロスの若いときに似てきたぁ。
お腹の子に、元気に出ておいで~と呼びかけてみる。

マキたんの二番子(父ゼンノエルシド)は黒っぽい芦毛で小さいけど、元気いっぱい。
仲間の中で一番弱いのかと見ていたら、なんの、なんの。
自分より大きい仲間にちょっかいを出し、かじりつき、駆け出せばハナに立つ。
よほど力があまっているのか、よく撥ねくり回っているが、その体のしなやかさにびっくり。
きっと良い競走馬になれそうだ。

ハルカジョウ09

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(昨夜産まれたばかりのこっこに出会えた。新しい命に乾杯!
・・・2009年5月15日、北海道・浦河・Yファームにて)


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(やんちゃが過ぎて額をけがしたという男の仔。早く治してね。
競馬場で待ってるよ!・・・Yファームにて)


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(ハルカジョウの六番仔に会えた!明るい鹿毛の男の仔
・・・浦河・U牧場にて)


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(パパは青葉賞馬ルゼル。似てるかな?!)


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(無防備な寝姿。安心しきっていればこそ)


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(無邪気な寝顔)


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(おめでとう!ハルカ。かわいい子だね)


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(また、こうしてこっこを連れた姿を見られるなんて・・・)


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(斜めに走る大きな流星がチャームポイント)


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(たっぷり飲んで、大きくなあれ)


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(ハルカジョウは子育て上手)


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(とっても子どもをかわいがる)


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(いちばん幸せなとき・・・)


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(秋にまた、逢おうね!)



今日はいよいよ、浦河のハルカシ゛ョウ親子の元へ。

静内始発の路線バスで、右は海、左は山という絶好のロケーションの中を進む。
沖には漁船が浮かび、浜には昆布が広げられている。
山は新緑のグラデーションで彩られ、なんという瑞々しさ。
桜は散ったと聞いていたが、遅咲きの山桜が、ぼっぼっとピンクのアクセントを添えていて
美しい。

U牧場さんの花壇には、水仙やチューリップと一緒に青紫のムスカリが満開。
ハルカジョウ親子は、ちょっと奥の小さなパドックにいた。
再び、こうしてこっこを連れたハルカジョウを見られるなんて…ここへ落ち着くまでの
あれこれが、どっと頭をよぎり、思わず涙が出そうになる。

こっこは、つぶらな瞳のかわいい男の子!
毛色は、ルゼル・バパ似の鹿毛、顔には ハルカ・ママ似の大きな流星が右から左に
流れていて、なかなかインパクトがある。
まだ産まれて一週間だというのに、しっかりした体つきだ。
「子育ては上手だよ。子どもをかわいがるし」とUさん。
やっぱり子ぼんのうぶりは変わっていなかった。

でも、前のように知らない人が近づくと耳を絞り歯を剥くことはしない。
「ハルカちゃん、おめでとう!かわいい子だねぇ」と声をかけると、優しい目をして近寄ってきた。

今日は、ちょうど種付けに行くという。どうか無事に留まりますように!

日高到着

今朝の千葉は爽やかな晴れ。
まるで北海道にいるみたい!
これなら、わざわざ行かなくてもいいじゃん!?な訳ないか。

ずしりと肩に食い込むリュックを背負い、出発。
薄着で出たのが失敗だった。
な、なんと羽田空港に向かう電車は冷房がガンガン。
う、うー、これじゃ真冬の北海道だぁ。

やっと空港に着き、冷えきった体をラーメンで暖め、後はフライトを待つばかりと
のんびりしていたら、札幌行き65便のゲートが52から63へ変更になったという知らせ。
結局、空港の端から端くらいまで、背には重いリュック、両手にみやげの大袋というかっこうで
歩くはめになった。
その上、空の上から新緑の北海道を見られるようにと予約しておいた席も、機種変更のため
変わっていて、なんと、どっかり翼の上。今日は仏滅かぁ!?

でも、そんなことは、みんなノープロブレム!
大好きな馬たちに会えれば、それでOKだ。

新千歳空港に着き浦河行きの道南バスを待っていたら、側の花壇に
可憐なパンジーの群れ。
うちのほうではとっくに盛りをすぎたのに、北海道へ来るとやっぱり季節が巻き戻しされたようで
得した気分になれる。

明日は、いよいよハルカジョウ親子に逢える。
ちょうど一週間前に産まれたこっこ、ほあほあだろうな。
毛色は?流星は?
人一倍、あ、馬一倍子ぼんのうなハルカ・ママ、今でも耳を絞って子どもを守ろうと
するのかしら。

孔雀サボテン

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(職場の玄関にずらりと飾られた孔雀サボテン。
日高の旅から帰る頃には盛りを過ぎてしまうかも、残念!
・・・2009年5月13日、千葉・鎌ケ谷にて)

半月分の仕事を、ぎゅぎゅっとこなして、さぁ、明日からはいよいよ日高へ。
新型インフル問題もなんとか治まりつつあるようで、ひと安心。
一時は旅もキャンセルすることになるかも、と覚悟していた。
もちろん、マスクも殺菌洗浄剤もしっかりバッグに詰めたけど。

やっと仕事のめどもたってほっと一息入れていた今日の午後、職場の玄関に、
孔雀サボテンが運び込まれたというので、早速、行ってみる。
人の背丈ほどの大鉢がよっつ。
赤紫の大きな蕾をみっしりつけて、そのうちのひとつが大輪の花を咲かせていた。
たった一輪だけなのに、玄関がぱぁっと華やかになる。
花の力を改めて実感。

地元の名士からのご厚意で飾られた美しい花。
日高から帰ってくる頃には、盛りは過ぎてしまうのだろうか。
残念だけど、この一輪を目にできただけでもうれしい。

日高には、この孔雀サボテンのような華やかな馬もたんぽぽのような地味な馬も
色とりどりに咲いていることだろう。
華やかでも地味でも、みんな精一杯自分の花を咲かせてほしい。

明日からの旅、さて、どんな花に出会えるのだろう。

ミナミノガルチ

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(産まれてひと月足らずのミナミノガルチ・・・1996年2月18日、北海道・浦河にて)

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(母になった5歳の秋・・・2001年10月24日、北海道・浦河にて)


大好きな牝馬の一頭に、ミナミノガルチという馬がいる。
雪の日に出会った、くせっ毛のたてがみがクルクルと巻いた愛らしいこっこ。
桜花賞の日にデビューしたものの、結局未勝利に終わり早々と牧場へ帰り
母となった。
当時は毎年訪ねていたのに、数年後に訳あって会うことをあきらめた馬。

もう後は追うまいと自分に言い聞かせてきたが、少し前、出馬表にみつけた
「母ミナミノガルチ」の名前。
なんと、知人の牧場に移動していた。

元気でいてくれた・・・それだけで十分だったが、やっぱり会いたい。
思い切って、牧場主のKさんにお電話。
返ってきた言葉は、「もう、牧場にはいないよ」。
一瞬、固まる。やはり、電話をしない方がよかった・・・。
「ガルチは今、知り合いの牧場にいるよ」。
元気で仔馬を産み続けているという。

ガルチは1996年の生まれだから、今年で13歳。
すっかりベテラン・ママになっていることだろう。
再会の日まで、あと数日。
毎日、ガルチの愛らしいまなざしを思い浮かべるだけで、胸の奥が
ほっこりと温かくなる。
13歳になるまで生きていてくれた・・・やっぱり、奇跡なんだと思う。

土鈴の馬

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(土鈴の馬・・・2009年5月10日、千葉・鎌ケ谷にて)

最近のマイ・ブームは、葉書に筆で絵を描くこと。
青墨をゆっくりすり、庭で摘んだ花や部屋の置物をモデルに、
筆で輪郭をとり、顔彩で着色し、小さな落款を押して、ハイ、できあがり。

絵を描くようになって、自然のすばらしさを再確認。
どんな小さな花だって、実によくつくられていて、感動しきり。
しかし、その美しい線を再現することのなんと難しいこと!
でも、とにかく描いている時間はこの上もなく楽しい。
無心に対象をみつめ、筆を動かすはまさに至福のとき。

描きためた絵葉書は、親に送ったり、友人知人に送ったり。
拙い絵に、きっと送られた方は苦笑していることだろう。
どうか、お許しを・・・。

ここのところ忙しくて筆を持つ暇がなかったが、やっと今日は時間がとれた。
モデルは、午年に地元の神社で求めた土鈴の馬。
みればみるほど、かわいい。

が、できあがった絵はどれもモデルからほど遠く、お腹がふくらみすぎた
メタボ馬ばっかり・・・あーあ。
でも、ま、いっか。
それなりに愛嬌のある顔に描けたし。

さぁ、この子たちはどこへ飛んでいくのかな?!

男児誕生

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(繁殖入りした当時のハルカジョウ・・・2002年5月30日、北海道・浦河にて)


夜、日高からうれしいお知らせが届いた。

ハルカジョウに、元気な男児が誕生したという。
予定日は確か4月中旬だったので、待望の知らせだった。
きっと、無事にこっこを産んでくれると信じてはいても、産まれてくるまでは
ドキドキ、ハラハラ、遠くからそっと祈るばかりだった。

5頭目のこっこは、どんな仔だろう。
ハルカに似た栗毛、流星のかわいい子かな?
それともルゼル・パパ似のイケメンかな?

いつかパパのように青葉賞を勝ってくれないかしら。
いや、パパが獲れなかったダービーを!
夢はどんどん膨らむばかり。

ともあれ、ハルカジョウ、おめでとう!
よくがんばったね。お疲れ様。
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