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チモシーグラス

Author:チモシーグラス
がんを経験してみて、改めて生きるすばらしさに目覚めました。

大好きな馬のこと、愛猫のこと、草花のこと、健気に生きるさまざまな命の輝きを、四季折々に綴ります。


なお、当ブログ『チモシーファーム』の画像と文章の無断転用を、固く禁じます。


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ガルチは強い!

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(7年ぶりに逢えたミナミノガルチ・・・2009年5月19日、北海道・浦河にて)


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(こっこは4月生まれの女の仔、パパはスキャン)


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(仲良しさんと)


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(元気いっぱい)


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(ベジタリアン!?)


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(ママとお散歩、楽しいな)


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(緑の大地<手前がガルチとこっこ>)


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(また会えるなんて・・・本当にうれしい)


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(ペロリ)


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(やっぱり仲良しのふたり)


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(掻いてあげたい!?)


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(草に埋もれて)


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(ただいま、お昼寝中)


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(眼下には太平洋)


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(ほんと、二人は仲がいい)


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(突然、一斉に駆け出した)


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(一気に丘の上へ)




結局、二日間雨で一枚も馬の写真がとれなかった。
今回は山のようにフイルムを持ってきただけに、まだ手つかずのフィルム・パックを
みると淋しくなる。
さすがにへこむが、今日はいよいよ晴れ予報、二日分撮るぞ~!

約束どおり、朝一の日高線で再び荻伏のミナミノガルチ親子の元へ。
やはり晴れていると気分まで変わる。
どしゃぶりの中での再会は切なかったもの・・・。

牧場に着くと、ちょうど放牧が終わったところ。
「ガルチは上にいますよ」、Tさんが笑顔で丘の上の放牧地を指差す。
はーい、と元気よく返事したものの、けっこう急な坂道でぜいぜい、ぜいぜい。
気分は、坂路調教中?!

やっとのことで登りきると、大パノラマが目の前に広がる。
広やかな空の下で、馬たちは思い思いに草を食んでいる。
朝のうちは雲におおわれていた空もいつしか青空になり、日に照らされた放牧地は
青々と輝く。

途方にくれそうな広さの放牧地、どこをどう歩けばいいのだろう。
が、心配はいらない。
一日がかりで馬についていけば、ちゃんとグッド・ロケーションを教えてくれる。
長年の牧場撮影で見つけた秘訣だ。

今日はガルチ親子の後をついて、のんびり、ゆったり歩く。
といっても、馬の一歩は大きい。
あっという間に離されて、置いてきぼりにされることもしばしばだけど。

それにしても、すごいところだ。
放牧地の先には陽光にきらきら輝く海が広がり、空にはヒバリやウグイスが鳴き、
林には、カタクリ、エゾエンゴサク、リュウキンカ、アズマイチゲが咲き、数時間に一本の
日高線が鳴らす警笛の音が、低く長く近づきやがて遠ざかっていく。
俗世間をすっかり忘れさせてくれるようで、まるで‘天空の牧場’みたいだ。

その中で無邪気に跳ね回り、疲れると四脚を草の上に投げ出して眠る仔馬たちは、
まるで天使にみえる。
競走馬としての厳しい現実に向かうまでの、ほんの短い時間、みんな、こころゆくまで
遊ぶんだよ。

母馬たちの中でも、ガルチは けっこう強い。
自分が食べたい草があると、馬たちは場所を譲るし、譲らない馬はけちらすし、
こっこがほかの母馬にいじめられると最初はじっと我慢しているが、我慢が限界に達すると
歯をむいてかじりにいく。

おー、しばらく会わない間に随分変わったねぇ。
13年も生きてきたのだから、強くもなるか。
あどけない顔であくびしていたこっこの頃が、たくましくなった今にだぶる。

光を浴びながら目の前で草を食むガルチと、ぴったり寄り添うこっこ。
本当に夢みたいな光景だ。
これまでのこともこれからのことも、もう考えまい。
今、このときの輝きをしっかりみつめていたい。
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