
(コツコツと積み重ねて、とうとう大輪の花を咲かせた
レインボーダリア。
※写真は、秋華賞8着時。鞍上は、秋山真一郎騎手
・・・2010年10月17日、京都競馬場にて。
★レインボーダリア
2007年4月27日、新冠生まれ。牝。栗毛。
父ブライアンズタイム、母アローム<ノーザンテースト>)
今日は、淀でエリザベス女王杯。
アパパネが引退してしまったので、今一、気分が盛りあがらない。
強敵スノーフェアリーが出てこないのだから、勝機だったのになぁ、
なんて今さらに・・・。
その上、日本列島は西から雨模様。
京都のパドックも雨に包まれて、馬たちが気の毒。
ジェンティルドンナのいない今日は、ヴィルシーナに勝利の女神が微笑むだろうか。
なんとか一冠を獲らせてあげたいとは思うものの、ゴールドシップの菊のような
確信は持てない。
出馬表を見ると、どの枠にも勝ち負けに絡みそうな名前。
で、結局馬券はヴィルシーナの枠から総流しにしてみた。
レース。
今日こそ先頭ゴールインと見えたヴィルシーナを交わし去ったのは、
なんと人気薄の関東馬レインボーダリア。
鞍上は、ベテラン、柴田善臣騎手。
鞍の上で小さく二回、ガッツポーズした姿が印象的だった。
終わってみれば、アパパネの同期の初戴冠。
やっぱり5歳牝馬は強い。
秋華賞のターフで栗毛を輝かせていた女の子が、コツコツと走り続けて
みごと大輪の花を咲かせた。
ブライアンズタイムとノーザンテーストの血も、懐かしい。
一方、ヴィルシーナは負けはしたが、人気を背負っての精一杯の走りに
胸が熱くなった。
とうとう無冠に終わったことは残念だけれど、まだまだこれから先がある。
来年の飛躍に期待したい。
レースが終わってみたら、ひたひたと快い感動が湧いてきた。
どんなことでも、あせらず、くさらず、ひたむきに続けていれば、
いつか、きっと良いときが巡ってくる。
それを、レインボーダリアに教えてもらった気がした。
おめでとう!、そしてありがとう!レインボーダリア!
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