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チモシーグラス

Author:チモシーグラス
がんを経験してみて、改めて生きるすばらしさに目覚めました。

大好きな馬のこと、愛猫のこと、草花のこと、健気に生きるさまざまな命の輝きを、四季折々に綴ります。


なお、当ブログ『チモシーファーム』の画像と文章の無断転用を、固く禁じます。


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シノクロス23歳の冬

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(雪の中でも、もぐもぐ・・・2009年1月25日、北海道・新冠にて)

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(マキノワルツの二番仔は芦毛)

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(マキノワルツは、今春、3児のママになる)

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(シノクロスは、空胎馬たちと放たれていた)

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(はるか彼方を、鹿の群れが行く~)

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(シノクロスの左前脚。毛糸の靴下をはかせたい!?)

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(23歳の冬を生きる)

shino_cross090125-7.jpg
(そろそろ、おうちに帰りたい)

shino_cross090125-8.jpg
(この冬が終れば春。24歳になるんだね。それまで、ますます元気で!)


いよいよ今日は、シノクロスのところへ。
朝、カーテンを開けると、わっ、真っ白!
昨夜のうちに降ったらしい。
それまではほとんど雪がなくて茶ばんでいた風景が、一夜にして雪景色に変わっていた。

山の上の牧場は、見渡す限り真っ白。
まだ放牧前だった。
場長さんご夫妻にごあいさつして、シノクロスの放牧地をお聞きする。
「この下だよ」、場長さんに教わった場所でスタンバっていると、な、なんと
遠くの坂道を白い馬を含んだ群れが駆け下りてゆく。
あーっ、奥の放牧地のことだったのか・・・。

はき慣れないスノウ・ブーツを雪にズブズブ沈ませながら、ふうふう息を切らして
やっとシノクロスたちのところへたどり着いた。
雪のかぶった投げ草の小山で草を食んでいたシノが、ふっと顔をあげてこっちを見る。

おお、初詣で拝んだ神社の御神馬がいる!?
んな訳ないよね。それにしても、よく似ている。
御神馬がシノに似ているのか、シノが御神馬に似ているのか・・・。
ま、私にとってシノクロスは御神馬のようなものか・・・。

私だと判ると、いつものように(また来たの?あんたもひまねぇ)という素振りで
また、もぐもぐと草を食べ始めた。
昨年5月以来の再会だから8か月ぶり。
また少しおばあちゃんらしい顔つきになったような感じだけど、相変わらずマイペースで
元気いっぱい。
小山の草を食べるときも若い空胎馬たちを軽く鼻先でどかしながら、一番食べやすい場所に
陣取る。

マキノワルツはますます白さを増して、大きなお腹を馬腹に包み繁殖の群れにいた。
この時期なので遠くからレンズを向ける。
帰郷した当時のシノクロスがだぶってみえてきた。
春には三児のママになる。良い子が産まれますように。

マキノワルツの初仔は近くの育成場でおけいこ中と知る。
なかなか良い動きをしているらしく、デビューが楽しみだ。
二番仔は、芦毛で大きな星を額にいただいていた。

それまで下を向いてもくもくと雪の下から青草を探していたシノが、突然顔をあげて
はるか彼方の放牧地を見ている。
う、何を見てるの?
目線をたどると、となりの牧場から一斉に馬たちが駆け下りてきた、と思ったが、
よく見たら、鹿の群れだった。

大小十数頭の鹿が一列になって、器用に牧柵をくぐり、繁殖のいる放牧地へ。
牝馬たちの中には警戒して威嚇するのや、我関せずと草を食んでいるのや、色々。
お、草を狙ってきたのか、と見ていたら、そのまま放牧地を縦断して牧場の奥へ駆け去り
山へ消えていった。

後で、猟師に追われて逃げ込んだ鹿たちと知る。
増えすぎて害獣駆除のやりだまにあがっている鹿たちだけれど、鹿も自然の一部。
なんとか適正数にとどめて、人間と共存できるような形をつくってほしい。

鹿騒動も一段落して、気がつけば夕方も近くなり、風も冷たくなってきた。
そろそろ収牧の時間。
馬たちは分かっていて、出入り口のそばに集まってきた。

一緒にシノのそばにいたら、ふーっ、ふーっ、ふーっ、と三度ばかり手に息をふきかけてくれて
顔を摺り寄せてきた。
自分が触られることが好きではなく懐こい仕草もしないシノだけに、思いがけないことで
ほわぁっと気持ちまであったかくなった。

うれしい気持ちでレンズを向けたら、顔がちょっとゆがんで、今度は大きなあくびを
二度、三度。
こっちもつられて、あくびが出てシャッターが切れない。
なんだかおかしな光景だろうな。

やがて収牧が始まり、柵を開けてもらうと、シノたちも勢いよく厩舎までの坂道を駆け上がって
行く。
そんなに急ぐと滑って転ぶよーっ。
自分の年を忘れているような駆けっぷりに、ハラハラ、ドキドキ。
ま、この元気なら安心だけど。

この冬を乗り切って、4月には24歳になるシノクロス。
まだまだ寒い季節は続くけど、元気でね!
また、春に会いに行きます。

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