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チモシーグラス

Author:チモシーグラス
がんを経験してみて、改めて生きるすばらしさに目覚めました。

大好きな馬のこと、愛猫のこと、草花のこと、健気に生きるさまざまな命の輝きを、四季折々に綴ります。


なお、当ブログ『チモシーファーム』の画像と文章の無断転用を、固く禁じます。


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『桜さくらサクラ・2009』

nakayama_no_sakura010401-1.jpg
(正門の桜。フブキジョウ初勝利の日に・・・2001年4月1日、千葉・中山競馬場にて)


『桜さくらサクラ・2009ーさようなら、千鳥ヶ淵ー』展を観に、山種美術館を訪ねた。
昨年も楽しみにしていたが、とうとう見過ごしてしまい一年間悔しい思いをしていた。
しかも、同美術館はこの秋に渋谷へ移転するため、サブタイトルにもあるように
ここで観られる桜をテーマにした展覧会はこれが見納めとなる。

大好きな桜をテーマに描かれた日本画の名作が一堂に展覧できる絶好の機会、
今年こそ行かねば!の思いで九段下へ。
折りしも、今日21日は関東地方の桜の開花予想日。
予想どおり花を見られるかどうかも楽しみ。

地下鉄を出て同館へ続く千鳥ヶ淵の桜並木を見上げると、今にもほころびそうな蕾が
びっしり。
丹念に見ていくと中に数輪、咲いている花を発見!今年初の桜だ!
残念なことにどれも高い枝に咲いていて、文字通り‘高嶺の花’だけど。

そして会場に一歩足を踏み入れると、まさに桜は満開。
歴史的名画から現代の名画まで、さまざまに表現された桜を堪能した。
とりわけ心に残ったのは、奥村土牛の『醍醐』と菊池契月の『桜狩』。
『醍醐』は土牛画伯が80歳を過ぎてからの作品で、しかも作品にするまで10年間想いを
温めていたという。

じっと作品の前に佇んでいると、幾重にも重なった淡いピンクの桜のはなびらが、
ほろほろ、ほろほろと静かに舞い落ちていくようにみえる。
やがて、「私はこうして咲いています。あなたも自分の花を咲かせなさいね」と語りかけて
くる声が聴こえた。
自分の花・・・私にとっての花は、やはり馬の写真以外にない。
これからも心を込めて一枚、一枚撮り続けよう。
なんだか励まされた。土牛先生、ありがとうございます。

『桜狩』は、殿様の愛馬を小姓が曳き留めている姿が瑞々しく描かれている。
見事な線で描かれた黒い馬(芦毛かも)のなんと生き生きしていることか。
鞍には桜の一枝。
説明文によれば、その昔は鷹狩りのついでに花見もしたようで、ときには遠くの
野山の桜をめでながら泊りがけで出かけたこともあるという。
なんとも風流でぜいたくな花見だ。

『桜狩』は、絵はがきで見て気に入っていたが、こうして生の作品を観られるとは
うれしいかぎり。
よく見ると、馬のたてがみからしっぽの毛一本一本にいたるまで、なんというみごとな
筆遣い。
馬の体温まで感じられてくる。

こころゆくまで名作の桜にひたり、外に出ればまぶしい春の日ざし。
桜の蕾もまた少し赤みを帯びたような・・・。
来週あたりは、ピンクの花霞が千鳥ヶ淵にたなびくことだろう。

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