
(ダービーのパドックにて・・・1991年5月26日、東京・府中競馬場にて)
富山の乗馬クラブでオーバーホール中のシャコーグレイドが、岐阜の観光施設
『牧歌の里』に展示されているという。
日高で1週間、馬と共に放牧されてすっかりリフレッシュして戻り、明日は出勤という夜に
ブログに書き込まれた記事。
いきなり、頭の中が緊張モード。
そ、そんなはずはない。
長年の疲れを癒して秋には戻すとオーナーのMさんに聞いていたのに、なんで岐阜?!
朝一でMさんにメール。
が、応答なし。
てんこもりの仕事も手につかないようなまま、合間をぬって今度は電話。
が、やはり応答なし。
いつもなら、すぐ連絡をくれるのに・・・不安がよぎる。
お昼、Mさんからお電話。
朝から忙しくて連絡できなかったという明るい声。
バ、バッとことの顛末を伝えると、あっさり「それはグレイドのために決めたことなんですよ。
秋には八ヶ岳に戻ってきます」。
岐阜に移動した訳は、いわばグレイドがホームシックになったため、だった。
大の人好きなグレイドは、富山で大切にされすぎて人恋しくなってしまったらしい。
そうか、そういうことだったのか・・・。
馬を大切にしているMさんご夫妻、その中でも愛してやまないグレイドを簡単に手放すはずが
ないと、信じてはいたが一抹の不安はあった。
一瞬でもそんな気持ちになった自分が少し恥ずかしいが。
それにしてもシャコーグレイドはモテ男君だ。
21歳になった今も、大げさに言えば日本中でグレイドを思い常に動向を気にしている人たちがいる。
もちろん、私もその一人!
今週はいよいよダービー。
18年前、炎天下の府中競馬場のパドックで、グレイドの登場をひたすら待っていた日が
懐かしく蘇る。
本当に良かったです。八ヶ岳ライディングファームのご夫妻にも申し訳ありませんでした。
ダービーの日は、皐月賞でファンになったグレイドの応援をすべく初ダービー観戦に出掛けました。でも実はパドックではテイオーの色気にやられっぱなしだったり…(^^;。
あれからグレイドの追っかけ?を始めて、横断幕を作ったのも後にも先にもグレイドだけでした。
(この横断幕は『ダビスタ』のスーファミ版にも登場しちゃったんです~…もちろんマージン無し…)