
(
7月6日に、一輪目が咲いて今日で六日目。
毎朝、みごとな花を見せてくれている
・・・2019年7月11日、千葉・鎌ケ谷にて)

(まるで、山百合の花束)
この春、スクスク茎を伸ばしていた三本の百合。
そのうち、つぼみをたくさんつけて、
日増しにそれが大きくなっていった。
それがどんな百合なのか分からなかった。
昨年は新しい品種も植えたので、それかもしれない、と。
ところが、びっくり。
咲いたのはみごとな山百合だった!
確かに、昨年、同じ場所で咲いていたが、
もう今年は咲かない、と勝手に決めつけていた。
というのも、昨年のあの日。
忘れもしない、
6月28日。
念願叶って咲かせた山百合。
丈は短いものの、三本の茎に六つのつぼみをつけた。
その内の四輪が、その日開花。
うれしくてさっそく写真を撮った後、
猛烈な風にちぎられて、一輪は散ってしまい、
一輪は半分に。
あわてて残った茎を切って、室内に避難させた。
それ以来山百合の苦い思い出は、消えなかった。
それが、今年、こんなにみごとな姿で蘇ってくれたなんて、
言葉にできない喜びだ。
毎朝、麗しい姿と芳しい香りに癒され、
すっかり、苦い思い出も忘れそう。
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