
<バイカウツギ・・・2008年5月15日、東京・皇居にて>

<タニウツギ・・・2008年5月15日、東京・皇居にて>

<あやめ・・・2008年5月15日、東京・皇居にて>

<カノコバラ・・・2008年5月15日、東京・皇居にて>

<コアジサイ・・・2008年5月15日、東京・皇居にて>

<足元にも美が・・・老松の根元・・・2008年5月15日、東京・皇居にて>
東京国立近代美術館で開催中の『東山魁夷展』を観てきた。
生誕100年を記念した過去最大の回顧展という。
18日の最終日まであとわずかということもあって、受付前は長蛇の列。
向かい側に広がる皇居の新緑に目をやりながら、順番を待つ。
やっと手にしたチケットを手に会場へ。
もちろん、こちらも人、人、人。国民的画家という言葉を実感する。
手すりに沿って、前の人に続いて亀のような歩みで作品の前に近づく。
模索の時代、ドイツ留学、、自然と形象とたにま、東山芸術の確立、ヨーロッパの風景と
見事な作品に魅せられながら進んでいくと、「あっ!馬だ」。
静かな深い森の中に佇む一頭の白馬。魁夷の傑作『白馬の森』にたどり着いた。
あまりに有名過ぎて、あちこちでプリントされたものを目にしてきたが、
生で観るのは初めてだった。
蒼く深い森から静かに姿を表した精霊のような白馬の姿に、心がふるえた。
吸い込まれるように作品の前に立つと、美しい白馬がなにか語りかけてくるように
目と口が動いた気がした。もちろん錯覚なのだけれど。
はっきりと聴こえたわけではないが、「やっと来ましたね」と。
深く澄んだ目が優しくみつめている。
馬との関わりを巡って、ここ数年気持ちが揺らぎ迷ってきた。
それが展覧会に来る数日前に、馬とどうつきあっていくかはっきりと
自分の気持ちが定まったばかりだった。
もちろん勝手な思い込みだが、白馬がちゃんとそのことを分かっていたような気がした。
東山魁夷の作品に現れる白馬は魁夷自身の心象なのだが、いつしか観る人が
それぞれの想いを重ねて観るようになり、魁夷もそのことを認めていたという。
私の勝手な思い込みも許してもらおう。
そのブースには、「白馬のいる風景」をテーマにしてほかにも『若葉の季節』、『水辺の朝』、
『緑響く』などの名作が6点の習作と共に展示されていた。
どれもすばらしく、白馬に感情移入して観ている自分がいた。
できることなら、いつまでもそこにいたかったがそうもできない。
総展示数154点を全て見終えて再び外に出ると、真っ青な空がまぶしい。
あの深い森から白馬が抜け出して、東京の空を駆けていったような気がした。
お写真がアップされていて、吸い込まれるように拝見させて頂きました^^ 凄いな〜〜〜本当に夢の世界のようですネ^^ 数日の限られた中で、よくこれだけ撮られるな〜〜〜って思います。
是非また写真展を開催されて欲しいです…
池田の桜も行った気分になれました^^
東山魁夷は、今から19年前北海道に来たばかりの頃、道立美術館に見に行きました。 「白馬の森」勿論拝見しました…
馬の絵が描きたくて北海道に出てきた自分は、あの感銘を鮮明に思い出します…
車椅子に乗った方が居られましたが、あの方が東山画伯ではなかったかと…お話すればよかった…
チモシーさんの絵の感激のお気持ち、凄く分かります
自分は、今はまだ馬を知る段階なんですが、いつかあんな風に解放された夢の馬を描けるようになりたいです…図々しく夢を語りました^^;