カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

ブログ内検索


最近の記事


最近のコメント


プロフィール

チモシーグラス

Author:チモシーグラス
がんを経験してみて、改めて生きるすばらしさに目覚めました。

大好きな馬のこと、愛猫のこと、草花のこと、健気に生きるさまざまな命の輝きを、四季折々に綴ります。


なお、当ブログ『チモシーファーム』の画像と文章の無断転用を、固く禁じます。


カテゴリー


月別アーカイブ


最新トラックバック


ブロとも申請フォーム

FC2カウンター

魁夷の馬

baika_utugi080515-1.jpg
<バイカウツギ・・・2008年5月15日、東京・皇居にて>

tani_utugi080515-1.jpg
<タニウツギ・・・2008年5月15日、東京・皇居にて>

ayame80515-1.jpg
<あやめ・・・2008年5月15日、東京・皇居にて>

kanoko_bara080515-1.jpg
<カノコバラ・・・2008年5月15日、東京・皇居にて>

ko_ajisai080515-1.jpg
<コアジサイ・・・2008年5月15日、東京・皇居にて>

matu_no_nemoto080515-1.jpg
<足元にも美が・・・老松の根元・・・2008年5月15日、東京・皇居にて>

東京国立近代美術館で開催中の『東山魁夷展』を観てきた。
生誕100年を記念した過去最大の回顧展という。
18日の最終日まであとわずかということもあって、受付前は長蛇の列。
向かい側に広がる皇居の新緑に目をやりながら、順番を待つ。

やっと手にしたチケットを手に会場へ。
もちろん、こちらも人、人、人。国民的画家という言葉を実感する。
手すりに沿って、前の人に続いて亀のような歩みで作品の前に近づく。
模索の時代、ドイツ留学、、自然と形象とたにま、東山芸術の確立、ヨーロッパの風景と
見事な作品に魅せられながら進んでいくと、「あっ!馬だ」。

静かな深い森の中に佇む一頭の白馬。魁夷の傑作『白馬の森』にたどり着いた。
あまりに有名過ぎて、あちこちでプリントされたものを目にしてきたが、
生で観るのは初めてだった。
蒼く深い森から静かに姿を表した精霊のような白馬の姿に、心がふるえた。

吸い込まれるように作品の前に立つと、美しい白馬がなにか語りかけてくるように
目と口が動いた気がした。もちろん錯覚なのだけれど。
はっきりと聴こえたわけではないが、「やっと来ましたね」と。
深く澄んだ目が優しくみつめている。

馬との関わりを巡って、ここ数年気持ちが揺らぎ迷ってきた。
それが展覧会に来る数日前に、馬とどうつきあっていくかはっきりと
自分の気持ちが定まったばかりだった。
もちろん勝手な思い込みだが、白馬がちゃんとそのことを分かっていたような気がした。

東山魁夷の作品に現れる白馬は魁夷自身の心象なのだが、いつしか観る人が
それぞれの想いを重ねて観るようになり、魁夷もそのことを認めていたという。
私の勝手な思い込みも許してもらおう。

そのブースには、「白馬のいる風景」をテーマにしてほかにも『若葉の季節』、『水辺の朝』、
『緑響く』などの名作が6点の習作と共に展示されていた。
どれもすばらしく、白馬に感情移入して観ている自分がいた。
できることなら、いつまでもそこにいたかったがそうもできない。

総展示数154点を全て見終えて再び外に出ると、真っ青な空がまぶしい。
あの深い森から白馬が抜け出して、東京の空を駆けていったような気がした。

コメント

チモシーさん、こんにちは^^
 お写真がアップされていて、吸い込まれるように拝見させて頂きました^^ 凄いな~~~本当に夢の世界のようですネ^^ 数日の限られた中で、よくこれだけ撮られるな~~~って思います。
 是非また写真展を開催されて欲しいです…

 池田の桜も行った気分になれました^^

 東山魁夷は、今から19年前北海道に来たばかりの頃、道立美術館に見に行きました。 「白馬の森」勿論拝見しました…
馬の絵が描きたくて北海道に出てきた自分は、あの感銘を鮮明に思い出します… 
 車椅子に乗った方が居られましたが、あの方が東山画伯ではなかったかと…お話すればよかった…

 チモシーさんの絵の感激のお気持ち、凄く分かります

 自分は、今はまだ馬を知る段階なんですが、いつかあんな風に解放された夢の馬を描けるようになりたいです…図々しく夢を語りました^^;

夢の馬、楽しみにしています!

>氷野さん、おはようございます。
日高の旅の写真をご覧いただきうれしいです。
夢の世界・・・氷野さんのおうちこそ、私にはそう見えましたよ!

今回はいつもと勝手が違ったので、なかなかじっくり
カメラを構えるということはできませんでしたが、
それだけに一期一会という気持ちで撮りました。
改めて写真を撮ることの意味を色々と考えさせられた
旅でもありました。

東山魁夷の「白馬」シリーズ、印刷物などで知ってはいても
生でまのあたりにしたのは初めてでした。
まさに、百聞は一見にしかず・・・でしたね。

氷野さんは、東山魁夷画伯とニアミスなさったのですね!
言葉は交わせなくても、きっとオーラを吸収されたことでしょう。

十勝の新天地で生まれる氷野さんの『馬』の絵、どんな夢が描かれるのでしょう。
観せていただけることを楽しみにしています!

皇居の花、木

東山魁夷展の帰りに散策した皇居の花や花木などをアップしました。

ご無沙汰しております

こんにちは。
ブログへのお引越しをされたんですね。

私も最近馬との関わりについて、悩んでいます。一時はほんのちょっと欝っぽくもなったりしてました…。
3月からの記事、ゆっくり読ませていただきますね。

魁夷展は私も前後半で2回行ってきました。
白い馬シリーズの版画がいつか欲しいです…。

おいでいただきありがとうございます(^^)

>稀野裕也さん、こんばんは。
ブログにおいでいただきありがとうございます。
拙い文章ですがお読みいただけましたらうれしいです。

馬との関わり・・・馬を好きになればなるほど、迷い悩みますよね。
でも、その迷いや悩みもきっと馬が解決してくれると思います。

魁夷展、二度もいらっしゃったのですか?うらやましいです!
馬の版画、手元に置けたらどんなにすてきでしょうね。

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://sakura080323.blog96.fc2.com/tb.php/24-a3be2e1b

 | HOME |  ▲ page top