カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

ブログ内検索


最近の記事


最近のコメント


プロフィール

チモシーグラス

Author:チモシーグラス
がんを経験してみて、改めて生きるすばらしさに目覚めました。

大好きな馬のこと、愛猫のこと、草花のこと、健気に生きるさまざまな命の輝きを、四季折々に綴ります。


なお、当ブログ『チモシーファーム』の画像と文章の無断転用を、固く禁じます。


カテゴリー


月別アーカイブ


最新トラックバック


ブロとも申請フォーム

FC2カウンター

木曽馬紀行 その一

kisouma081106-1.jpg
(雄大な御岳山の麓に広がる木曽馬の里。真っ赤なブルーベリーの紅葉、
シンボルツリーのコナラの一本木、木曽馬の親子のブロンズ像。
木曽馬牧場は奥にみえる林の中・・・2008年11月6日、長野・木曾、開田高原にて)

kisouma081106-2.jpg
(抱きかかえられそうなほどの小さな像。愛らしい親子の姿に心が和む)

kisouma081106-3.jpg
(木曽馬は白樺林がよく似合う!?)

kisouma081106-4.jpg
(美しく色づいた唐松林に囲まれた放牧地で、木曽馬たちは静かなときを過ごしていた
・・・木曾馬乗馬センターにて)

kisouma081106-5.jpg
(ひときわ目立った金髪の馬)

kisouma081106-6.jpg
(まったり・・・)

kisouma081106-7.jpg
(唐松の落葉が馬の背にも降り注ぐ)

kisouma081106-8.jpg
(芦毛かと思っていたら、河原毛という珍しい毛色なのだという)

kisouma081106-9.jpg
(みつめ合うふたり)

kisouma081106-10.jpg
(まあるい体、影まで丸い)

kisouma081106-11.jpg
(唐松の紅葉も負けそうな金色の輝き)

kisouma081106-12.jpg
(かわいい実をつけた木。なんという名前かな?)

kisouma081106-13.jpg
(むむっ、何か変わったことでも?)

kisouma081106-14.jpg
(また明日も会いに来るよ~♪)

船橋から塩尻まで、特急あずさで4時間ちょっと。
塩尻から木曽福島まで急行で一駅、30分。
木曽福島からバスで約40分。
ずばり『木曽馬の里』というバス亭で降りると、いきなり森林浴の香り。
さすが木の国、木曾だ。

案内板に沿って山道を歩くこと10分、いきなり視界が開け真正面にはあの御嶽山。
うっすら雪をかぶっている。
目の前には、雄大な御嶽山に見守られるように、木曽馬の親子のブロンズ像が立ち、
その奥には紅葉したブルーベリー畑が真っ赤な絵の具を溶かしたように広がり、
左手に丸く枝を広げた一本の木(後で樹齢200年を越えるコナラと知った)。

目指す木曽馬乗馬センターはブルーベリー畑の奥に広がる林の中。
もうすぐ、木曽馬たちに会えると思うとドキドキがどんどん強くなる。
が、旅行バッグがちとじゃま。
思いきって、木曽馬の里入り口の、そば打ち体験もできるという食堂『一本木亭』に
頼んでみると、快く預かってくれた。感謝!あとで、そばを食べに来ま~す。

身軽になって足取りも軽くずんずん歩いていくと、やがて左側に牧柵が見えて
馬の姿もちらほら。
白樺林をバックに、木曽馬たちがのんびり草を食んでいた。
ずんぐり、むっくりの小ぶりで丸っこい体に人懐こい顔立ち。
サラブレッドとはまた違う馬らしさを備えた馬たちだ。
尻屋で会った寒立馬とも違う。みんな違っていていいよね。

丸太を斜めに重ねていく牧柵も初めて見る形で、木曾特有の作り方なのだろう。

ひとしきり馬たちをみた後、なおも奥へと歩いていくと、周囲に溶け込むように
落ち着いた佇まいの厩舎が現れた。
おお、ここに幸泉もいたんだ。
こんな静かで自然たっぷりなところから東京都心に呼ばれちゃって、
きっと驚いたことだろう。
でも、幸泉は木曽馬の代表として大きな使命があるんだ。がんばれ、幸泉!

牧場の方にごあいさつして、厩舎へ。
ほとんどの馬房は空だったが、手前の向かい合った馬房に
今年産まれた仔馬2頭がいた。
4月12日生まれの茜雫(せんな)と、5月1日生まれの千桜(ちお)。
体はけっこう大きくなっていたが、顔つきはやはりあどけない。
しょっちゅう、見学者が出入りしているせいか人懐こくてものおじしない。

この日もひっきりなしに観光バスや乗用車がやってきて、たくさんの人たちが
馬たちと遊んでいった。
馬を見るなり、どの人の顔も笑顔、笑顔。
農耕馬として、運搬馬として、さらには軍馬として、人間のために働いてきた木曽馬たち。
これからは、乗馬としてはもちろん、こうして存在そのものが人を癒すという
大きな仕事ができた。

厩舎の奥にも放牧地が広がっていて、たくさんの馬たちがいた。
唐松や檜の林に囲まれた自然の地形を生かした放牧地で、その昔
木曾の山中を闊歩していた木曽馬を彷彿とさせる。
黄金色に輝く唐松が美しく、風に乗ってはらはらと落ち葉がまるで黄金の雪のように
放牧地に降り注ぎ、馬たちの背にも降り注ぐ。

地面が黄色っぽく見えたのは、敷き詰められた唐松の落葉だった。
薫り高い木の香りに包まれて、一日を過ごす馬たちはなんて幸せなんだろう。
写真を撮ることも束の間忘れて、落ち葉がきらきらと光りながら舞い散るさまを眺めていた。

コメント

チモシーさん、こんにちは^^
立体感と臨場感在るお写真と暖かい文章が、一緒に旅をしているかのような気分になります^^
木曽馬達、大切に保存されているんですネ^^
穏やかな性格と、逞しい体つきに歴史を感じますネ
昔は人と馬は助け合っていた…お互いに無くてはならない存在だったのに、ハイペースな時代は、そんな関係すら忘却の彼方になりつつありますネ
在来馬の姿には、日本人の開拓に密接した魅力が有りますネ 
どんどん都合の良いように掛け合わされて、道産子ですら純粋な馬が見られないです…用途は肉ですし…
ばん馬も、ばんえいの衰退と共に、繁殖する人も居なくなってます。 
十勝でこれですから…馬の需要は無くなるばかりですネ
人は牛も馬も食べるに飽き足らず、鹿もダチョウも食べてしまうし…食用だけに産まされる馬も哀れです…
話が逸れましたが、馬の最期はいずれも…ですネ

ステキなポストカードもありがとうございました^^

馬たちとの出会いの旅、パワフルなチモシーさんの行動力に拍手です~~~!

大切なパートナーとして

>氷野さん、こんばんは。
木曾の旅、ご覧いただきありがとうございます。
ビールではありませんが、やっぱり‘生’は最高ですね。
木曾で出会った木曾馬たちの姿は、たくさんのことを感じさせてくれました。

木曾馬、さらにはその前に訪れた寒立馬たちに会ってみて、
ますます在来馬たちに会いたい思いが募っています。

それにしても文明の発展とはいえ、昔は人間の暮らしになくてはならなかった
「馬」が、今では競馬や乗馬などわずかな需要以外は無用の存在に
なってしまい、行き着く先が食肉しかないというのは悲しいですね。

氷野さんのようにベジタリアンに徹することは無理ですが、私も馬肉は絶対
食べません。
というか生理的に無理です・・・。

ただ、そうした中で氷野さんも含めて馬を大切なパートナーとして
向き合っている人たちも増えているのではないでしょうか。
とても心強く感じています。

木曾馬牧場のスタッフの皆さんも、とても木曾馬を愛し、個人的に飼っている方も
いると知りました。
これからも旅を通して、たくさんのそうした人たちに出会いたいと
願っています(^^)

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://sakura080323.blog96.fc2.com/tb.php/76-6250e5fb

 | HOME |  ▲ page top