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チモシーグラス

Author:チモシーグラス
がんを経験してみて、改めて生きるすばらしさに目覚めました。

大好きな馬のこと、愛猫のこと、草花のこと、健気に生きるさまざまな命の輝きを、四季折々に綴ります。


なお、当ブログ『チモシーファーム』の画像と文章の無断転用を、固く禁じます。


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最後のお別れ

sc081129-1.jpg
(覆いの下で、たくさんの弔花に囲まれて眠るシンボリクリヨン。
左側に置いた頭を手前に向けて、伸ばした脚元に花束が置かれている
・・・2008年11月29日、千葉・佐原「乗馬倶楽部イグレット」にて)

昨夜かかってきた一本の電話。
イグレット軽種馬フォスターペアレントの会北海道分室のKさんからだった。
クリヨンの死・・・信じられない思いだったが、それでも今日までなら
クリヨンと最後のお別れができるという。その言葉はしっかり聞いていた。

まんじりともせずに明けた朝。
ひどい夢をみていた。全身がだるく頭が重い。
病は気からというけれど、人間、気持ちひとつで体調までガタガタになって
しまうことを身をもって体験。

重い心身をひきずるように佐原へ。
まぶしいほどの青空が今日はうらめしい。
いつもの行きなれた道なのに、楽しく心弾む道なのに、今日は遠く、
車窓から見える風景は色を喪い、モノクロにしか見えない。

倶楽部にはすでにたくさんの方が弔問に訪れていた。
会代表のNさんは、気丈にも入れ替わり訪れる人たちを迎えている。
私も案内されて、クリヨンの眠る場所へ。
ポニー厩舎の前、黒い寒冷紗に覆われた下にクリヨンは眠っていた。
すでにたくさんの弔花が飾られ、悲しい華やぎとなっている。

Nさんがそっと覆いをはずして顔を見せてくれた途端、我慢していた悲しみが
あふれた。
本当に、本当に、クリヨンは死んでしまったんだ。
固く目をつぶった顔が紛れもない現実だった。

そっと顔をなでてみる。
頬、うなじ、額、鼻先、あご、みんな、会うたびになでていたところだ。
あんなに温かく柔らかかった顔が、今はこんなに固く冷たい。
命が消えた体を思い知る。

まず痛み止めの注射をして、睡眠剤を打って、クリヨンが深い眠りについたのを
確認して最後の処置をした、と聞いた。
全く苦しまずに眠ったまま逝ったと知って、悲しみの中でも安堵する思いだった。

クリヨンがフォスターホースになって5年。
まさか、こんな早くお別れの日がくるとは思ってもいなかった。
だれもが同じ思いだろう。
これがシンボリクリヨンの運命だった、と思うしかないが、やっぱり悲しい。

でも、クリヨンのそばにしばらくいる間に心の中でおしゃべりしていたら、
クリヨンが「ボクはみんなのおかげで幸せだったよ」と言っていた。
そうだよね。クリヨン。
最後まで人間を信頼して逝けたクリヨンは幸せな馬だった。
最後の最後まで手を尽くしてくださったNさん、Kさん、そしてスタッフの皆さん、
見守ったFPの会員さんたち。
みんなクリヨンが大好きだった。

これからは天国で後に残った仲間たちの幸せを見守ってね、クリヨン!
かっこよくて甘えんぼだった君のこと、いつまでも忘れないよ。

コメント

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

ありがとうございます

コメントありがとうございます。
内容は非公開なので詳しくは書けませんが、きっと
クリヨンも天国で喜んでくれていると思います。

クリヨンは天に召されてしまいましたが、たくさんの
想い出を残していってくれましたね。
私も悲しみの中から少しずつ立ち直っていきながら、
クリヨンの残してくれた想い出をいつまでも忘れずにいたいと思います。

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